去年出光よりアッシュフリーというエンジンオイルが開発されました。
このオイル、何がいいかっていうとDPFを守ってくれるエンジンオイルなんです。規格はDH-2規格です。
第73回の自動車技術会賞にて、出光が開発したエンジンオイルのアッシュフリーが受賞しました。
それだけ画期的なエンジンオイルだということですね。
DPFと呼ばれるフィルターが目詰まりを起こす。強制再生や自動再生をする。
それでもダメになったら交換で、その費用が30万円以上かかる・・・。こんなケースが増えてきています。
アッシュフリーを使えばDPFを長持ちさせる事ができるのです。
今までののディーゼルエンジン油で必須成分とされてきた金属系洗浄剤や金属系耐摩耗剤を使わずに、独自開発の添加剤などを駆使し、金属非含有のエンジンオイルとして開発されたんです。
この金属性のカスがDPFを詰まらせる原因になっていました。アッシュフリーを使えばそのカスが出ないため、長持ちさせられると。
ネットで調べてみたら、このオイルはリッターあたりの単価が1300円前後になっています。
一般的なDH-2の約2倍くらいの値段ですね。
ただし、トラックってオイル交換のインターバルが乗用車よりも長めに設定されています。
出光のHPでも、トータルコストでは安く上がると試算されています。
長く車を使いたいのなら、アッシュフリーがおすすめですね。
このオイル、DL-1規格はまだないので、こちらも開発してほしいなと。
僕も会社で運送会社を何社か請け負ってます。今度アッシュフリーを薦めさせてもらおうかなと考えています。
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