MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ゴールデンウィークの遠出に車を使うのなら、タイヤとオイル、バッテリーのチェックを!

今年は大型連休になる人も多いんじゃないでしょうか?ゴールデンウィークです。

久しぶりに車に乗って出かける人もいるでしょう。

毎日乗ってる車で移動する人もそうですけど、久しぶりに車を動かして観光に行こう!と思ってる人は、車の状態をチェックしてください。

エンジンルーム内ではオイルの量や状態、クーラントの量。

そしてバッテリー。

出先でエンジンがかからなくなるといったトラブルは回避したいです。

スマートキーの電池も交換していなければ、換えておきましょう。

この辺の軽い点検整備なら、いろんなところで作業が可能です。

行きつけの工場がゴールデンウィークに入っていたりしていても、ガソリンスタンドでみてもらえます。

 

あとはタイヤですね。高速に乗るっていう人は絶対にチェック。

 

溝なし、ひび割れ、膨らんでいる。このどれか一つでも当てはまってれば交換です。

 

タイヤの状態がよくても、空気圧をきちんと合わせておくこと。

 

空気が少ないといわゆるスタンディングウェーブ現象が発生してバーストします。

 

万が一のためにジャンプスターターや、車内の非常用グッズを買っておくのも安心です。

それでは良い旅を!僕は遠出する予定はありません!

 

 

ヴェゼルよりもWR-Vがちょうどいい人って、たくさんいると思う

ホンダからWR-Vという車が出ました。

この車の特徴は安いこと。

その割にスタイリングや室内の広さなどは満足度が高い。

209.9〜248.9万円の車両価格なので、300万円しないで買うことができると。

ホンダには同じような大きさのヴェゼルという車があります。

 

ヴェゼルの価格帯は239.9〜341.9万円です。ヴェゼルってなんでこんなに価格に幅があるのかっていうと、ハイブリッドがあるからです。

 

WR-Vにはハイブリッドはなくて全部FFのCVT、純ガソリン車です。

 

機能を考えても、WR-Vのアダプティプクルーズは30km/hまでだったり、いろいろな装備を簡素化してきています。

 

だとしても、満足度が高い車になっています。

 

日本って、昔に比べると景気はよろしくないし収入は上がらない。その割に車の価格は右肩上がり。

 

新車なんて買えないよっていう人、ずいぶん増えました。収入が上がらないのに車が高くなってきているからですよね。

 

NBOXなんてあれこれつけると300万円する時代ですから。

 

では、そういった高い車の機能を全部使いこなせているのか?っていうと、そうではないと思うんです。

 

うちもシエンタのハイブリッドを買いましたけど、奥さんの運転を見ているとADASはほとんどデフォルトのままで使っています。

 

アダプティプクルーズを使うこともなければ、ディスプレイオーディオのドライブレコーダーを見ることもない。

 

なんならUSBが使えればいいよねって。そのくらいですよね。

 

車に対するリテラシーが低いと、どんなに最新の技術が盛り込まれていても使わない。

 

こういう人相当多いです。

 

つまりWR-Vはその分価格を安くしているので、戦略的には割と今の日本に合致している車なんだろうなって思います。

中古エンジンはダイヤの原石もあるけれど、当たり外れがある

最近妙にエンジン載せ替えの作業が入ってきます。

エンジンを載せ替えてまで車に乗ろうとしている人は、今はもう珍しい部です。その前に廃車の一途をたどりますから。

先日はリビルトエンジンに載せ替えた人がいました。

車検と合わせると40万円くらいの金額になりました。

次の車にするには、年齢がもう微妙なのでしっかり治してくださいというオーダーです。

一方こちらの中古エンジンは、オーバーヒートでエンジンをダメにしてしまった人です。

最初は代替えをしようとしていましたが、ローンの審査が通らなくて、渋々車を修理することになりました。

審査が通らないということなので、リビルトエンジンなんかに載せ替える費用はないと。

そんなわけで中古です。

中古エンジンの場合、ある程度の消耗パーツは交換して載せるようにはしています。このエンジンはKFなのでチェーンですけど、タイミングベルトの車は、ベルトは交換しますね。

いきなり切れても困りますので。

走行距離が少ないダイヤの原石みたいな中古エンジンもあれば、そうでないものもあります。

載せて回してみないとなんとも言えないのが中古エンジンですね。

初爆はあるけどエンジンがかからないサンバーの原因は?

サンバーに乗ってる人からエンジンがかからないというSOSです。

どのようにかからないのかというと、セルモーターは勢いよく回ります。

エンジンに初爆はあって、かかりそうになるけど、かかるまでは至らない。こんな状態です。

一つずつ調べていくと、燃料ポンプは動いていて、火花も飛んでいる。

そして、圧縮も問題なし。

前みたいにコンピューターが壊れているのか?

いろいろ考えがよぎりましたが、かかりそうでかからないのが点火タイミングがあってないようなイメージでした。

クランク角センサの波形を読み取ったら、波形が明らかにおかしいので不良と判断して交換。

するとエンジンがかかりました。

この車って、カムセンサもよく壊れるので一緒に交換をしておきました。

そろそろサンバーも少なくなってきましたので、大切に乗ってもらいたいですね。

 

 

軽トラックに気合のリビルトエンジン載せ替え

車検で入ってきたミニキャブですが、エンジンがダメになっていました。

具体的に何がダメなのかっていうと、オーバーヒートを起こしてヘッドも飛んで重症化していたと。

オーナーが選んだのはリビルトエンジンへの載せ替えでした。

 

最初は何をどう修理しても、ある程度の費用は覚悟してもらわないといけないなと思いながら、結果を電話したんですけど。

 

まさかの一番しっかりコースのリビルトへの載せ替えです。

 

久しぶりのリビルトエンジンですが、やっぱりタイミングベルトカバーがついてない・・。

 

中古エンジンへの載せ替えもアリだったんですけど、しっかりと直したいというので。

 

オーバーヒートの原因は、電動ファン故障によることが原因でした。

 

電動ファンも修理して作業は終わりとなります。

 

 

キャストのドアロックリコール、部品供給が間に合ってきた

ダイハツの不正問題で新たにリコールとなったキャスト。

ドアロックが、事故衝突時に閉じる方向へロックになってしまうことがある。

といった内容のものです。

有事が発生した場合、乗員の救護に支障がでるわけでリコールとなりました。

が、部品の供給が全く間に合わなかったんですがようやくここで追いついてきました。

単純に運転席ドアのドアロックをアクチュエーターごと交換の作業になります。

多分慣れれば1時間かからないでできてしまうと思います。

部品も間に合ってきたので、作業ができるので予約を入れてください。

リヤドアが勝手に開く恐れがあり?プリウスにリコール

新型になって販売が好調なプリウスですがリコールが出ました。

 

内容はリヤドアです。

 

後席ドアハンドルの開スイッチの防水性能が不十分なため、洗車等で多量の水がかかるとスイッチ内部に浸入することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、スイッチ内部の回路が短絡して作動し、最悪の場合、走行中に後席ドアが開くおそれがある。

国土交通省HPより引用

 

開スイッチを対策品へと交換になりますが、部品が間に合うまではヒューズを抜いて、機能を停止する暫定処置をするようです。

 

洗車するとショートしちゃうんですね。