近年は車両本体だけでなく、これまであまり注目されなかった消耗品まで盗難の対象になることがあります。
特に供給不足や価格高騰が発生しているものは注意が必要です。
以前、ある運送会社からこんな相談を受けました。
「アドブルーの確保が難しくなっている。毎日の運行に必要な量を何とか確保している状態なので、もし盗難に遭ったら業務に大きな影響が出てしまう」
という内容でした。
その会社では過去にトラックのバッテリー盗難を経験しており、駐車場に停めていた車両から複数のバッテリーが持ち去られたことがあったそうです。
そのため、「次はアドブルーが狙われるかもしれない」という不安を抱えていました。


トラックのアドブルータンクは、燃料タンクの近くに設置されていることが多く、外部から比較的アクセスしやすい構造になっています。
また、標準のキャップは特別な工具を必要とせず開閉できるものも多いため、防犯面では決して万全とは言えません。


そこで今回提案したのが、鍵付きのアドブルーキャップです。
鍵付きタイプであれば簡単に開けることができず、盗難防止効果が期待できます。
もちろん絶対に防げるわけではありませんが、犯行のハードルを上げることで抑止力にはなります。
物流業界にとってアドブルーは欠かせない消耗品です。
車両の防犯対策だけでなく、こうした補給資材の管理も今後ますます重要になりそうです。

































