MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

軽自動車ながら38万キロ突破!エンジンはオーバーホールなしの脅威

うちの親父が昔ラルゴに乗っていて、38万キロくらい乗っていたんです。

長野から東京を毎週往復していて、年間4万キロくらい乗っていました。

それを約10年くらい。

そしてこちらをご覧下さい。

この車も38万キロ突破です。

すごいのはこの車は軽自動車です。そしてエンジンはオーバーホールしていません。ベルトやプラグなど消耗部品を交換してここまで到達しています。

660ccのエンジンでオーバーホールなし。それで38万キロっていうのは脅威的だなとびっくりしましたね。

オイル交換をしましたが、規定量入っていました。

オイル上がりも下りもしていないですね。ターボ車ですが、タービンも一度も交換していないようです。

こうやって考えると、エンジンの限界はどこにあるのだろうかと。

車が大好きな人って、途中でオーバーホールする人が多いですよね。例えば32のGT-Rに乗ってる人で、走行距離が進んでくると、オーバーホールしている個体が多いです。

が、こういった普段使いの軽自動車のエンジンもオーバーホールする人って、どこまでいるのか?

オーバーホールなしで38万キロ。

すごいなあと。40万キロも突破してもらいたいです。

新車時にスペアキーを作るススメ

スマートキーの場合は除外するとして、車のスペアキーの話です。

 

うちのお客さんの中には、結構キーをなくしてしまう人がいます。その場合って、スペアキーを持ってなければリカバリーが大変になります。

 

イモビライザー付きの場合を除き、スペアキーはなるべく作っておいて欲しいなと。

 

そのスペアキーですが、ホームセンターなどで作ってもらう時、見本の鍵を持っていきますよね?

 

その時って、鍵が古くて使い込まれているとうまくスペアキーが作れないのです。

 

どうしてかというと、キーとシリンダーってどちらかというとキーの方が減りやすい。

 

そのためすり減ったキーを見本にしてもうまくスペアが作れないと。

 

スペアキーを作るとしたら、新車の時のようにキーが減っていないものを見本にするのがベストです。

 

メインキーをずーっと使い込んでいたのなら、もう一つのスペアキーを鍵屋さんに持って行ってそれを見本にしてもらうこと。

 

キーのナンバーがわかっていれば、直接部品屋さんに注文できるケースもあります。

 

そしてキーを作ったら必ず全ての鍵穴でテストをすること。

 

これは鉄則です。

超高級車、フェラーリであってもリコールは発生するという話

車というのは工業製品でして、販売後に何かしらの不備が発覚した場合リコールがでます。

リコールやサービスキャンペーン、改善対策と言われるものですが、トヨタだろうがテスラだろうが出ることがあります。

今回はフェラーリの件です。

フェラーリだってリコールが出ることがある。

今回りコールが出たのはSF90Sです。

内容はエンジン。

 

ターボチャージャーのオイルデリバリーパイプにおいて、製造管理が不適切なため、パイプ成形時に規定値を満たしていないものがある。そのため、規定値を満たしていない部分から亀裂が発生し、オイルが漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

国土交通省HPより引用

 

ターボのデリバリーパイプに不備があったということですね。

 

以前国産車でも同様の不具合が出たことがあります。

 

錆びてデリバリーパイプに穴が開くとかそういうのですね。いずれにしろここが錆びてしまうとオイルが一気に噴き出してきて危険ですから。

 

早めにリコール受けてください。

 

 

 

 

動かなくなったアクティのヒーターブロワモーターを分解してみたら納得の原因

先日、アクティのヒーターブロワモーターから異音がでて動かなくなってしまったので交換しました。

風量を最大にしても変な音がし出して、全然風が出ない。

そして終いには止まってしまったと。

典型的なモーターの寿命、といった感じです。

とはいえ、一度もブロワモーターって分解したことがなかったので、今回分解して検証してみようと思い立ちました。

動かなくなったブロワモーターはどうなっているのか?

 

分解してきます。

 

まずは羽を外します。これはモーターのシャフトに圧入されているので無理やりこじって外しました。

 

次に台座を外します。

 

これでモーター単体になります。

 

ここからカバーを外していきます。このカバーにブラシなどが付いているはず。

 

ブラシをみると、モーターのコンミュテーターの場所から想像するに、スプリングが伸びた状態で残量がこのくらいです。

ほぼ寿命に近かったのかなと想像します。ちなみに15万キロ走っていますから。

 

問題はこちら。モーターの中がすごいゴミだらけ。

 

そもそも密閉されているといってもいいモーター内部へ、どうしてここまで異物が堆積するのかがわかりません。

 

アクティにはエアコンフィルターがついてないので、ダイレクトに異物はブロワへ突入します。それも原因ですね。

フィルターが付いていれば、もしかしたら壊れなかったかもしれません。

 

つまり原因はゴミがモーター内部へ堆積したことで、物理的にモーターの回転を妨げていたと。

 

分解前に手で羽を回そうとしたら、妙な引っ掛かりを感じたのはこれが原因ですね。

 

モーターのコイルは焼損してなかったので、内部を綺麗に清掃・給油してブラシを交換するといったオーバーホールをすれば復活すると思います。

 

が、そこまでするのなら手間を考えて交換した方がいいよねって。これが現在の整備士事情というやつかもしれませんね。

 

ただし、このようにどんな原因だったのかきちんと把握をしておかなければ成長しませんので。

 

検証は大事です。

 

 

DA17Vのエブリィ、リヤガラス交換は約8万円

エブリィのリヤガラスを割ってしまったという相談。

DA17Vです。

 

貼り付けなので、ガラス屋さんに見積もりをしてもらいました。

 

ガラス・・・51300円

工賃・・・13200円

接着剤・・・5000円

ファスナー・・・320円

 

掃除代などをふくめて約8万円となりました。

 

ご参考までに。

エンジンオイル交換を考える!5000kmごとに交換して8万キロ走行した車のエンジン内部

まずはこちらをご覧ください。

 

スバルのステラ、RN2です。

この車両はリース車で、オイル交換は5000kmで指定されています。

現在8万キロまで距離が進んでいます。

ヘッドカバーからオイル漏れが発生していたので、パッキンを交換しました。

その時のエンジン内部がこの状態です。

これを見て思ったのは、割とオイル焼けしているなあと。

オイルはリース会社が送ってきたものを使っています。ちゃんと指定グレードと粘度以上のスペックで、部分合成油です。

5000kmごとにオイルを交換していても、これだけエンジンが焼けています。

 

次にこちらをご覧ください。

このエンジンは3000km〜5000kmでオイル交換をしていたものです。

クーラント漏れでヘッドが飛んでいるので、外していますが、オイルやけはほぼない綺麗な状態だといえます。

 

次はこちら。これは僕が現在乗っている車です。

2500kmごとをめどにオイルを交換しています。が、時間軸は6ヶ月以上で大体1年2500kmといったスパンで交換しています。

茶色いですね。この車は11万キロ時点で購入したので、過去にオイル焼けしてしまったものは、どんなに早めのオイル交換をしても綺麗にはならないということです。

 

次はこちらです。最長で2万キロ車検ごとにオイル交換をしていたものです。オイル焼けからスラッジが発生してしまっています。

ウォーターポンプのパッキンがオイルでふやけてしまい、そのかけらがタイミングベルトの噛み込んで、コマズレを起こして停止してしまいました。

オイル管理が悪いとこういった結果にもつながります。

 

そして最後はこちら。ガラガラ異音を発していた1AZ。オイル交換をして100kmほどで停止しました。

オイルパンをはぐってみるとこの状態。

すでにメタルがダメになっていて、焼きつくのは時間の問題だったということです。

 

エンジンオイルって、メーカー指定であっても不具合を発生することがあります。

 

そのため5000kmごとくらいでは交換していくのが、スラッジが堆積しないのでいいのかなと個人的には思います。

 

 

 
使うオイルは100%化学合成油が一番ベストだと思います。全合成油よりも100%化学合成油ですね。

GRS211のクラウン、フロントブレーキパッド交換

クラウンのGRS211に乗ってる人からブレーキパッド交換の依頼を受けて、作業しました。

ブレーキパッドは本人が持参してきました。

まずは、ブレーキフルードのタンクより、若干フルードをスポイトなどで抜き取っておきます。

ピストンを戻した時に、オーバーフローして溢れる可能性があるからです。

 

キャリパーの下のネジを外しにかかります。

ネジが外れたらキャリパーを上へ持ち上げます。

スライドピンがちゃんと左右にスライドすることを確認します。

古いブレーキパッドを外します。

 

新しいブレーキパッドにシムなどを移植します。

 

お客さんはシムキットまでは用意してきてなかったので。

 

パッドグリスを塗布してキャリパーへ取り付け。

 

ピストンを挟み込んで戻します。

 

この時スムーズに戻らなければ内部が錆びてる可能性があるので、OHしないといけません。

 

ピストンが戻ったらキャリパを締め付けます。

 

反対側もパッドを交換したら、ブレーキペダルを数回あおって踏みしろをだします。

 

その後にフルードの量を調整して作業は終わりです。

 

新品のブレーキパッドは慣らしをしないと非常に効きが悪いです。

 

ゆっくり走りながら徐々に当たりをつけてください。