今日タイヤ交換をしました。その時に車の足廻りを点検していたんですが、とあることに気が付いた。
それは何かというと、去年新品に交換したばかりのフロントのロアアームです。
ロアアームっていうのは、タイヤを下から支えているアームです。サスペンションメンバーとナックルをつないでいます。
ロアアームの交換理由はボールジョイントのガタツキ。
こちらはボールジョイントが抜けてしまったワゴンR。
ロアアームのボールジョイントが抜けてしまうとハンドル操作が効かなくなります。
僕が乗っている車は、10年経過して12万キロほど走行しています。
まだロアアームのボールジョイントにガタツキこそなかったんですけど、突然ボールジョイントが抜けても嫌だから左右両方交換したんです。
交換したのは、純正ではなくてインターネットで買った社外のロアアーム。
値段が純正の7割くらいで手に入ったので、安くていいなと。
交換したのは去年の話。
そして、ちょうど1年経過した今日タイヤ交換をして気が付いた。
社外のロアアームなんかに交換するんじゃなかったと(笑)
理由はこちらをご覧ください。
一件なんの変哲もないロアアームですけど、下から見ると・・・。
どうですか?
グリスが漏れ漏れです。このまま使い続けるとどうなるか、何となく想像がついちゃいますよね。
純正は10年12万キロ使い込んでもこんなところからグリスなんか出てきませんでした。
社外の安いロアアームはボールジョイントの結合部からグリスが漏れてきている。
反対側もバッチリと漏れてくれていました。
ということで、安いからと重要保安部品のロアアームなどを社外部品にすることは、あまりお勧めできません。
まあこれはただの製品不良かもしれませんけどね。
構造もよくないですよね。ボールジョイントとロアアームがネジで止まっているタイプのものは、ロアアームの交換は不要です。
ボールジョイントのみ交換すればいい。
といいつつも、タイロッドエンドも社外で交換しているんです。
タイロッドエンドはまあグリスが飛び出ているわけでもないので大丈夫そうです。
整備士をやっているので、車検以外にも法定点検や半年ごとの点検も必ずやっています。
もしジョイントにガタがでたら、また交換ですね・・。
重要なパーツは純正部品を使う事をお勧めします。