MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

失態をやらかしている会社・・・重量税を間違えるなよ

最初に断っておきますが、僕はこの件について関与していません。

うちの会社で重量税を間違えてしまったという話。

僕もサービスフロントを経験したことがあるので、重量税ってやっかいだな・・。という苦い経験をしたことがあります。

重量税を間違えるって具体的に何をやったのかって?

簡単にいうと、かからないはずの重量税をお客さんに請求してしまったのです。

その後僕はクレーム対応処理班なので、火消しに走りました。

車検伝票を確認したら重量税が24600円で計上されていた。ただ、OSSで申請したら実際は免税で0円だったんです。

なんでこんな事が起きるのか?ちなみにこの失態をされたお客さんは、僕が前の会社で勤めていた時の同期ですので、笑って許してくれましたが、僕は笑って許しません。

車の車検時、登録をかける際に重量税を支払わないと更新ができません。

それが今だと、指定工場ではOSSというシステムで、後に口座から引き落としになるというように申請ができます。

納税をしていない車などは、OSS申請はしないで通常の保適で切ることもあります。印紙代は200円違ってきますけど。

今回のミスはどのように起きたのか?

まず作業指示書を起こす時、重量税の確認項目が出てきます。ここでよく調べればこういうことは起きないはずです。

不慣れなフロントマンが、そこをスルーしていざ整備班へ指示書を流す。そして検査班がOSSで申請。

その後、実際は0円で車検証の継続が出来上がっていたのに、24600円を計上してお客さんに請求をしていたんです。

もちろん、こういう事が起きた後のチェック体制も後に働くので、0円だったよ!返金しなきゃ!という事になるんですけど。

具体的な車種などは伏せておきますが、担当した人間曰く

「ハイブリッドでも15000円とかだから、まさかこの車が免税とは・・・」

と驚いていました。

フロントや登録をやったことのある人間なら、何言ってるかなぁで一笑されてしまいますけど。

重量税を間違えない為には、車検証の備考欄を確認すること。そして国交省の重量税県産ツールでフレームナンバーを入れて検索すること。

これで9割以上正確にできます。

それでも微妙な判定の場合は、実際に車検証のコピーを陸事にもっていって照合するといった手段も取れますから。

何にせよ、この失敗は駄目です。

僕がフロントをやっていた時期は、重量税計算ツールはなかったし、すごく悩みましたよね。なので、その日の登録はあきらめて、陸事で照合するといったことをしていました。

今はこれだけツールが揃ってるんだから間違えないでよ・・。しかも僕の知り合いの車・・・。

知り合いがお金を払う前だったので、請求書の差し替えで済んだからよかったですけど・・・。