なかなか不思議なことに、全く同じ内容の改善対策がまた出ました。
スズキのISG搭載車。小型車ですね。ソリオ、スイフト、イグニス、クロスビー。デリカD2も仲間入り。
内容は以下の通り。
エンジンコントローラにおいて、制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがある。
これ、去年も全く同じ内容の改善対策が出ています。
スズキのディーラーに問い合わせたら、前回のリプロが不完全で症状がなおっていなかったというものです。
もう一度新しいプログラムをリプロしてあげないといけない。
なんという二度手間。
たまにある再リコールみたいなものですね。
そもそもどういう症状なのかっていうと、ISGというオルタネーターが搭載されている車なんですが、アイドリングストップをした後の再始動に問題があります。
普通の車はセルモーターで再始動させます。
ISG搭載車はISGをモーターとして使って、ファンベルトを介してクランクを回してエンジンを再始動させています。
セルを回さないので、比較的静かにエンジンの再始動が出来ることがポイント。
この改善対策をしないと、再始動がうまくできなくなるようです。
だったら、アイドリングストップをオフにしておけばいいんじゃないかなって。
とりあえずディーラーで改善対策を受けるまではアイドリングストップはオフにしておけばいいのかもしれません。