MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

セレナ・エクストレイルのECOモーター不備リコール、暫定処置を受けてみた

少し前にセレナとエクストレイルにリコールが出ました。

内容はECOモーターと呼ばれるオルタネーターが壊れるというものです。

このECOモーターを搭載しているセレナとエクストレイルは、アイドリングストップをした後の再始動にセルモーターではなくECOモーターを使っています。

エンジンを始動するにはクランキングが必要ですが、セルモーターでのクランキングではなくて、オルタネーターをモーターとして使い、補機ベルトを介してクランキングさせています。

その為、再始動時の振動やら音が、セルモーターで行うよりも静かになっているわけです。

しかしこのECOモーター、結構よく壊れてしまいます。

既に修理に踏み切った人もいると思いますが、その時の請求書や整備内容の記録をディーラーに提出すると返金に応じてくれるようです。

今回、このECOモーターのリコールを受けてきました。

というのも、暫定処置です。

対策品の供給が追い付いていないので、部品の体制が整うまでの暫定処置。

オルタネーターの回りに何やらぐるぐると巻かれています。

これで部品の供給が間に合うまでは凌いでくれと。

このリコール最悪のケースが火災発生となっているので、なかなか危険です。

エンジンがかからないというのも困るし、止まるのも困る。火事はもっと困ると。

対策品のECOモーターは半年ほどかかるようです。

暫定処置は1日で終わるので、二度手間になりますけど受けておいてくださいs。