休日に家のシエンタハイブリッドに乗っていると、改めて新世代のトヨタハイブリッドはすごいなと感心します。
何度も書いてきましたが、30プリウスでハイブリッドは一気に広まりました。
その頃のハイブリッドって、やはり低燃費に重きを置いていたところがあります。
しかし現在のトヨタハイブリッドは、モーターアシストを積極的にパワーアシストとしても使っているんです。
新型のシエンタって、1500ccしかないんですが、アクセルを踏むとモーターがアシストして、1500ccとは思えない加速をするんです。
峠道を走ってもモタつくようなことはなく、スイスイとパワーアシストしてくれます。
でもこれって、エンジンを全開にする機会がグッと減ってるよなって。
エンジンに負荷を与えない、なんなら頻繁にエンジンを停止しているハイブリッド。
これでは完全暖機で高負荷を与えるシチュエーションが少なくなってしまいます。
定期的に高速道路に乗る機会がある人ならいいんです。
そうではない人は、気をつけないとEGRにカーボンデポジットが溜まったりして、故障を発生しやすいかなと。
EGRはオイルの汚れもつまりに起因するので、エンジンオイルはちゃんとしたグレードのものを入れること。
最近のオイルはノッキング防止の添加剤も入ってるため、低いグレードはNGです。
そして、車にいいからとレギュラー車にハイオクを入れるのもやめたほうがいいです。
ハイオクって、アンチノック性が高いものの燃えにくい。
燃えにくいということはやはりススなどが堆積しやすくなります。ものすごくエンジン負荷を与えるという時なら入れてもいいかもしれませんが、日常使いだと余計に燃えカスがエンジンに残るので気をつけてください。
あとは定期的にカーボンクリーニングをしたり、燃料添加剤を入れること。
ワコーズのRECSやフューエルワンがいいです。
RECSは吸気系統からクリーンにするし、フューエルワンは燃料系統から綺麗にしていきます。
多分今のパワーアシストが効いたトヨタハイブリッドが10年もしたら、もっとEGRトラブルは増えるんじゃないかなと想像します。