これって当たり前のことになるのですが、車に乗ってる人で、中には車検から車検まで何にもしない人っています。
ある程度車に対するリテラシーがあれば、オイル交換をしないと駄目なんだよな。とかそういう考えがよぎるはずなんですけど、そうでない人も一定数いるのです。
スズキの軽貨物には、オイル交換してくださいよーというランプが一定期間過ぎると点灯するようになっていて、メーターにいつも見かけないランプが点灯すると、問い合わせの電話がくるんです。
これはある意味グッドアイデアですね。
車検から車検までオイルを交換しないと、走行距離があまり進んでいなくてもスラッジが生成しやすくなってきます。
なので、そういう人は出来る限り使うオイルを性能が高いものにしたほうがいいんです。
特にセカンドカーで軽自動車を持ってる人などは、さらに気にしないで放置しがちです。
例えば2年に1回しかオイルを換えないのであれば、少しでも長持ちするオイルを入れてあげる。
今はあまり鉱物油って見かけなくなりましたけど、鉱物油は分子がバラバラで本当に潤滑という目的だけに作られています。
これに対して高い全合成油は分子構造が一定で、かつ劣化の進み具合が鉱物油よりも遅いです。
つまり長い期間使われたとしても、鉱物油のオイルと比べると多少なりともエンジンを保護してくれる。
兼業農家さんとかって、ファーストカーはちがう車を持っています。
そして週末に農業をするというスタンスで、距離も2年で5000kmも乗らない人が殆どです。
つまり使い方もシビアコンディションに該当するため、車検時にしかメンテナンスをしないのであれば、それなりのオイルなどに交換しておかないとよくないという事になります。