ダイハツで言うとEFエンジンからKFエンジンに切り替わったとき、タイミングベルトからタイミングチェーンになりました。
そんなKFエンジンももう20年近くのエンジンになっています。
走行距離が8万キロ台ですが、エンジンチェックランプ点灯。
コードを見るとP0016。これはタイミングチェーンが伸びてしまい、バルブタイミングがずれているというコードです。
故障コードを消去すればしばらく再点灯しないというのは初期の状態です。
ひどくなってくるとエンジンが不調になって、排気ガスも基準値以上汚れてきます。
もちろん、エンジンチェックランプが点灯していると車検には通りません。
タイミングチェーンが伸びる原因はいろいろありますが、一番はエンジンオイルの管理です。
ベルトと違ってチェーンはオイルで潤滑されています。
オイル交換をサボっていると、ダイレクトにチェーンに負担がかかります。
そして、ちょっと見直したいのがエンジンオイルのグレードです。
この当時って、オイルのグレードが良くなかったんです。
いまのSP規格のエンジンオイルであれば、チェーンの摩耗を低減させるための添加剤が入っています。
そのため、オイル交換をする時はグレードをSPのものにしてあげるとチェーンの負担が減るのでおすすめです。
粘度に関しては使用できる粘度をちゃんと守ってください。
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