ヴォクシーに乗ってる人から、シートベルトランプが点滅しっぱなしで消えない。
という相談を受けました。
シートベルトランプが点灯しないといったケースの故障は、よく遭遇しますが点滅しっぱなしっていうのはあまり聞いたことがありません。
とりあえず現状を確認です。
エンジンをかけてみるとシートベルトランプが点滅しています。
通常ならこのままシートベルトを装着すれば消えるはず。
シートベルトをバックルに装着しました。が、ランプが点滅しっぱなしです。
この時点でキャッチ不良が濃厚だなと思いましたが、いろいろ試してみます。
まずはキャッチの配線をみてみます。
カプラーを抜いてみたら、ランプの点滅が消えました。
それではと、キャッチにエアブローをしてできる限りの掃除をしてみました。
すると、ランプの点滅が消えました。
シートベルトのキャッチって、中がスイッチになっています。
シートベルトを装着すると回路が切り替わるようになってるんですが、この中の接点ダメになっているようです。
当然非分解部品なので、基本的には交換。
ヴォクシーの場合5000円ほどでキャッチのみを買うことができます。
車種によってはシートベルトごとじゃないとキャッチが買えない車もあるんです。
そして、このシートベルト警告灯は点灯しなくても車検に通らないし消えなくても車検に通りません。
どちらにせよ修理は必須となります。
ただし、国産車は平成6年3月31日以前に製作されたもの、輸入車は平成7年3月31日以前に製作されたものはシートベルト警告灯がなくても車検はOKとなります。
それ以外は車検に通らないので注意してください。
接点復活剤でなおればラッキーです。
大体接点が折れてるので交換しないとダメです。