ちらほらと見かけるようになって来ました。タイミングチェーンの交換。
タイミングチェーンを交換するっていうのはどういうことか？
タイミングベルトは10万キロごとの交換をメーカーに指定されています。切れるとカムとクランクのタイミングがずれて、バルブとピストンが接触してエンジンがダメになってしまうからです。
タイミングチェーンの場合、切れるという心配は無用ながら交換が必要になることがあります。
その理由は何か？
エンジンチェックランプが点灯して、P0016というコードが入力された時。
バルブチェーンタイミングフェイルというコードです。
これが意味するのは、チェーンが伸びてしまいバルブタイミングがずれて来ているということです。
そもそもエンジンチェックランプが点灯してしまうと、修理しないことには車検が通りません。一過性の故障で、コードを消去して消えるのなら、まだ車検は大丈夫ですけど。
そんなこんなで、ダイハツの初期型KFエンジン搭載車がちらほらとこの症状を迎えて来ています。
実際にタイミングチェーンを交換するとどのくらい費用がかかるのか？
L385Sのタントカスタムで試算しました。
タイミングチェーンカバー脱着 4WD 6.2H
チェーン・交換一式 0.5H
タイミングチェーン 4700円
ガイド 2100円
ガイド 1600円
テンショナー 2900円
チェーンカバー 19000円
オルタネーターベルト 2050円
エアコンベルト 1420円
ウォーターポンプ 9500円
ヘッドカバーパッキン 1440円
エンジンオイル・クーラント・トランスファオイル
ショートパーツ・液体ガスケット
これらを含めると、12万円弱かかることがわかります。工賃で5万円オーバーです。
レバレートを考えるともっと高額になる可能性もあります。
お店によって、時間工賃の設定が違うので、上下します。
なかなか強烈ですね。
とりあえず、チェーンを保護するには何はなくてもエンジンオイルの交換です。
オイル添加剤などもある程度は効果が出るんじゃないかなと。
僕も悪名高い初期型KFエンジン搭載車に乗ってますけど、今のところは大丈夫です。
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