MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ダイハツで今後増えるかもしれない故障コードP0016とは

エンジンチェックランプが点灯したということで、タントが入庫してきました。

入庫時にこそチェックランプは点灯していませんでしたが、故障コードを読み取るとこうなってました。

このコードは・・・。

 

エンジンはKFターボで、とりあえずオイル交換の時期がまあまあ過ぎてたので、量をチェックしてみました。

そうしたらこの状態。

全然オイルの量は問題なかったです。

とりあえず、オイル交換をして故障コードを消去してみました。

その後何トリップか試してみましたが、チェックランプは点灯しませんでした。

ペンディングコードでの入力もありません。

ただ、これは一過性の故障ではないと思います。

走行距離は8万キロ弱です。

問題はここ。

タイミングチェーンです。おそらくチェーンが伸びてきて、タイミングがずれ始めてきているのではないかなと。

今後、再点灯するようならチェーンを点検する必要があります。

KFエンジンが出始めた頃、このサイレントチェーンが今後伸びる可能性を聞いていました。

おそらくP0016が現在故障で点灯していれば、バルタイがずれているので排気ガスも濃くなっているため、排ガスでも車検に通らなくなるかもしれません。

タイミングベルトの交換なら仕方がないなと思えますけど、チェーンとなるとなんで交換が必要なんだ?

と、お客さんの反発も食いそうですね。

今後に注目です。

 

 

さすがにチェーンの伸びは添加剤ではどうにもなりませんけど、長らく乗ってきたら多走行車はおすすめの添加剤です。