MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ディーラーでも純正油だけではないものを取り扱っている理由

たまに自社で出来ないリコール作業や、保証修理でディーラーに行くんです。

 

待っていて出来る作業や、車の受け取りなどでイスに座って待っていると、店内を見渡してしまいます。

 

どんなPOPを使ってるのかな~とか、どんな料金でどんなことやってるのかなって。

 

その中で気になるのが、オイルなどについて。

 

驚くのが、ディーラーだからと言って、必ずしも純正油だけを扱っているわけではないといういことです。

 

もちろん純正オイルをラインナップしているけれど、それらと差別する高級オイルの類を社外品で取り扱ってるんです。

 

トヨタならGRオイルだろって思ったりするんですけど、ペトロナスとか販売していますね。

 

ディーラーにもメーカー直系のディーラーとそうでないディーラーがあります。

 

もちろん利益を出さないと会社としては成り立たないので、いろんなサービスを取り扱ってるわけですね。

 

純正品って、利幅が少ないんです。

 

イメージ的に100円で売っているものに対して、仕入れが90円くらいします。

 

1000円で売ってるものなら900円が仕入れ。大体1割くらいしか部品代で稼げない。

 

これが社外だと、純正価格100円のものに対して、70円くらいで同等のものを仕入することができます。

 

1000円のものなら700円位。

 

社外部品をうまく使うことで、部品代を安くすることができますから。

 

リース車なんか積極的に社外を使えと言われますので。

 

ディーラーであっても利益を得ないとやっていけないので、純正油以外のものを使う事もあるという話でした。