エンジンオイルの交換でよく議論になるのが、安いオイルを早めに交換するか、高級なオイルをメーカー指定までつかうか?
どちらのほうが車にいいのか?ということ。
個人的な考えになりますが、そこそこのオイルを早めに交換するほうがいいかなと思っています。
ここでいうそこそこのオイルっていうのは、激安なオイルというわけではありません。最低限オイルのグレードと粘度は適合するものを選ぶということです。
そもそも激安オイルっていくらくらいのものを言うのかなと。
4L1000円のオイルは激安オイルか?
車屋さんはもちろんオイル交換である程度の収益をあげなければなりません。
どんなオイルを使っているのかというと、ドラム缶に入っているオイルです。
ドラム缶は200L。うちの工場ではここにメインで扱ってる自動車メーカーのオイルを取り寄せています。
メーカー純正のオイルが200Lだとリッター当たりいくらくらいになるのか?単価は250円前後です。
つまり、1Lで250円前後でメーカー純正オイルが仕入れできているということです。もちろん売価はもっと上げないと収益がでません。
そもそも安いオイルっていくら位のものを言っているのか?一つのボーダーラインとなるのが4Lで1000円くらいのオイル。
ホームセンターなどにいくと、4Lで980円というものも売っています。でもカストロールだったりするので、普通にオイルメーカーですからね。
怪しげな鉱物油が激安で売っている時もあります。
缶を確認すると、一応そこそこのグレードと粘度なので、ある程度の車には適合するなぁと。
そうなんです!4L1000円が激安オイルだとすると、それは言い過ぎです。4L1000円のオイルだってきちんとしたメーカーが作っているものがたくさんあるのです。
そうやって考えてみると、安いオイルを早めに交換したほうがいいんじゃないかなと。自動車メーカーの指定時期までオイルを使うと、オイルが劣化してスラッジが発生しかねません。
やはりオイルは性能が劣化しきる前に交換をしないと駄目だと考えます。