車の部品には純正部品と社外部品が存在します。
純正部品では設定していない部品を社外で設定してくれていることがたまにあります。
今回はそんな話です。
ポロですが、車検で入庫。
見てみたらタイロッドエンドブーツが破れていた。
さすがにブーツが切れてグリスが出ているようでは車検に通りません。
部品屋さんに聞いてみると、ブーツでの部品供給がないらしい。
タイロッドエンドごとの交換となると言われました。
タイロッドエンドのボールジョイントにガタは出ているかというと、特にガタツキはなく、ブーツだけ何とかすれば車検には通りそうです。
ここで社外部品を検索してもらいました。やはり社外でも設定がないということで、それではと、タイロッドエンドの内径と外径を計測して合わせてみることに。
とりあえずタイロッドエンドブーツを外す。
このタイロッドエンドにあうブーツを計測してみる。
すると使えそうなブーツがありましたので、試しに持ってきてもらいました。
内径と外径がほぼ同じ。
早速装着してみます。
ジャストフィットです。
ということで、内部にグリスを詰めて固定。
純正ブーツの固定リングは使えないので、針金で抜けないように固定。
小端部の径はぴったりです。
これは軽自動車用のものですが、ドンピシャでした。こういった流用ができれば、1万円以上かかる修理代が、本人が望めば半額以下で修理が可能です。
オーナーに相談したらそれでいいということなので、今回はこれで車検を通すことにしました。
時として社外部品がこのような形で役に立つという話でした。
11万キロオーバーのアトレーワゴンにWAKO′Sのフューエルワンを入れて走った後燃焼室を撮影した結果