MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

ブレーキパッドは必ずしもタイヤを外した位置にあるわけではない

車のブレーキっていうと、タイヤを外したら見える!

というイメージがあると思います。それは9割くらいは正解です。

 

中にはディスクブレーキであっても、ちょっと特殊な車があります。

まずはこちらをご覧ください。

 

タイヤの内側を覗いても、ブレーキがない・・・。

 

ではどこにブレーキがついているのか?

 

こちらです。

 

見ての通りです。ブレーキがいわゆるインナー側についています。

デフ側にディスクブレーキがついています。

中にはこういう車があったりします。どうして、こんな構造なのか?

単純に考えると、トレッドが広い車の場合、インナーにディスクを付けるとブレーキラインを短縮できるというのが1つのメリット。

 

この車はマイクロバスです。

 

ただし、ブレーキパッドの交換などは逆にやりづらい・・・。

 

一番最初にこの車が入庫した時、車両をジャッキアップさせようとして???でした。

おや?

 

ブレーキは一体どこに行ってしまったのかなって。

 

ちょっと特殊な形状の車にたまに遭遇しますが、なるほどなぁと妙に納得します。