車のブレーキパッド、車種にもよりますが新品でおおむね10mm前後の厚みがあります。
それが車検時に4mmを切っていたら・・・。
交換するか否か!?
ブレーキパッドの交換は非常に悩ましいです。
必ず12か月点検を入れてくれるお客さんであれば、問題なく現状の4mmブレーキパッドをそのままにします。もちろんお客さんにはブレーキパッドが減ってることをお伝えします。
問題なのは、車検から車検まで何もしない人。自主的にメンテナンスもしない場合。現状を伝えてできれば交換をしたいと提案します。
ブレーキパッドを交換すると追加で1万円程度かかってきます。
交換する前に、追加の費用もお伝えするわけですが、値段を聞いたら交換をしないという人も出てきます。
ブレーキパッドの減りって使用状況で大きく変わってきます。
過酷な状況は、荷物をたくさん積んで坂道の下りを走行する機会が多い場合。ブレーキを多用するし、負担がかかってくるので減りが通常とは比べ物にならないほど早くなります。
ブレーキパッドをギリギリまで使おうと思ったら、定期的にブレーキの残量を確認しないとマズイ。
最悪なことを考えて、新品のブレーキパッドも取っておいたほうが無難です。
ブレーキパッド交換の1万円をけちって、パッドの残量がなくなりブレーキローターまで削れてしまい、修理代が1万円から3万円になってしまった。
本末転倒なので、ブレーキは早くに交換するのがお勧めです。
と、そんなことを考えつつも自分の家の車はブレーキパッド交換を見送っている最中です。
スタッドレス・ノーマルタイヤに交換するタイミングでブレーキの残量を点検しますがもしかしたらそのタイミングでも間に合わないかもしれない。
この辺が悩みどころです。でもブレーキのことだからやっぱり早めに交換したほうが間違いありません。