車検っていうと、整備代が非常に高いというイメージを持ってる人が多いです。
そもそも車検の中には、法定費用が入ってるので、自賠責とか重量税の金額がかさんでくるからです。
では車検と車検の間にある法定12ヶ月点検、もしくは法定6ヶ月点検はどうか？
この点検やってない人も大勢いるのが実情です。
僕ら車業界で働いている人間は必ずやってます。マイカーの点検ステッカーが更新されてないと、そもそも説得力がありません。
車検以外に車屋さんにお金なんか落としたくないよ・。という人もいるかもしれません。
しかし、この法定12ヶ月点検って、実は非常にコスパの高い点検なんです。
まず基本料金が1万円ちょっとで済みます。
1万円ちょっとの点検代で、車検とほぼ同等の点検が受けられる。なんなら次回の車検時に整備しないといけないであろう箇所なども教えてもらえます。
そして、点検に付加価値がついている会社が多く、エンジンオイル交換が無料になっているところも。
整備が終わった後、洗車も大体のところはしてくれるので、なかなか至れり尽くせりなんです。
なんならブレーキの調整とかは無料でやってくれますからね。
デメリットを挙げるとしたら、やばいところを発見したら整備をしないと戻しにくいところですね。
例えば、点検で預かった車、ブレーキをバラしたらホイールシリンダーからフルードが漏れていた・・・。なんていうパターン。
整備士としては、漏れているブレーキを見過ごすわけには行かないので、修理させてくださいと言わざるを得ません。
微量なオイル漏れくらいなら洗浄しておきますね。で済ませられますけど。ブレーキなどの故障があった場合、急な修理を強いられてしまう。
このくらいですね。ブレーキの残量が2mmだったら、とりあえず返してもいいですけど、1mmだったら返せません。
まあこういう場合早期発見でよかったねとしておきたいところですけど。
法定12ヶ月点検は、実はコスパの高い整備なのでした。
無料で交換してもらえるオイルは、ドラム缶オイルが多いですが。
それでもグレードと粘度はちゃんとしています。
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