MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

MT車に自動ブレーキをつけにくい理由とは?高齢ドライバーにはどんな車がお勧めなのか?

ここの所高齢ドライバーの事故が発生すると

「またか・・・」

というように感じる人が多くなりました。というのも、それだけ事故の数が増えてきているからです。

しかもその原因の多くは操作ミスに起因するものだからといえば、免許を返納するべきだ!という世論になるのも致し方ないところなのかなと。

しかし、交通インフラが整っていない田舎なんかだと、車がないと生活が成り立たない人って大勢います。どうしてもハンドルを握らないといけない人がいるのも事実。

では高齢ドライバーにはどんな車がお勧めなのか?

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これは何はなくとも、高い運転支援システムを搭載した車です。

自動ブレーキやレーンキープ、踏み間違い防止など。人間が起こしやすいヒューマンエラーを車側で補正してくれるシステムを備えた車。

気を付けないといけないのは、この運転支援システムはメーカーによってかなりの性能差があるということ。

いくら現行車であっても、メーカーで性能がまったく違ってきます。

A社では防げた事故がB社のシステムでは防げないということは、往々に起こりえます。

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お勧めできるのはトヨタマツダ、スバル、日産、三菱、ホンダ。この辺りのメーカーは高い運転支援システムを持っています。

ちょっと気を付けないといけないのはトヨタトヨタの中にOEMダイハツ車を売ってます。

売れ筋だとライズ。あの車、ものすごく高いパッケージングを誇って、しかも安い。誰しもがほしいと思わせるほどストライクゾーンが広いです。

しかし、自動ブレーキの類はダイハツが作っています。つまり他のトヨタ車の性能に届かないんです。

ヤリスクロスなら防げた事故は、ライズでは防げなかった。こういうことになるんです。

軽自動車で高い運転支援システムを望むのなら三菱、日産、ホンダに限ります。

マツダの軽自動車もスズキのOEMなので、マツダの小型車レベルに届いていません。

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踏み間違いなどを考えるとマニュアル車っていう選択もありだとおもいます。

しかし、従来型のマニュアル車には自動ブレーキなど運転支援システムをつけにくい側面があり、搭載してる車種が少ないです。

何故かというと、マニュアルってクラッチ操作を人間が行わないといけませんよね?

ではマニュアル車の自動ブレーキ搭載車に乗っているとします。

自分で認識できなくて、車が自動ブレーキを掛けたらどうか?最後にクラッチを切らないとエンストしてしまいますよね?

AT車だとエンストはしないけど。これがマニュアル車に自動ブレーキ搭載をしにくい理由です。

完璧に制御するのなら、クラッチだけ電子的に切れるようにするか、それとも自動ブレーキが発動したら自動的にニュートラルに入れられるように、ミッション側に装置をつけるかしないといけなくなってきます。

それをバイワイヤではない機械的なシフトレバーのマニュアル車で行うのは難しいということですね。

マニュアル車でシフトバイワイヤがでれば、もっと高性能な運転支援システムを載せられるようになると思います。

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自分に自信がなくなってきたのなら、車側に補ってもらう。

高齢者に限らず、運転や辞意分の感覚に自信がない人にこそ高い運転支援システムを搭載した車に乗り換えてもらいたいですね。

僕も最近は自分の感覚に違和感を感じるようになってきたので、自動ブレーキ付きの車が欲しいなって思ってます。でも基本ほとんど乗らないようにしています(笑)

平日はほぼ歩きなので!体にもいいですからね!