またか・・。
ちょっと残念なことがあったので、お伝えします。
ことの発端は走行中異音がするというヴォクシーの入庫から。
調べてみると、リヤデフ付近より異音がしています。メーター廻りは正常で特にチェックランプなどは点灯していません。
一番音が大きいのはカップリングで、ただリヤデフも若干唸り音が出ているようなので、両方交換することにしました。
新品で両方交換すると30万近い修理代になってしまうので、リビルト品をチョイス。
親切なことにリヤデフ・カップリングASSYで設定があったので迷わずこちらを選択。
載せ替えて、テスト走行すると異音は綺麗におさまっていました。
一件落着かなと思ったのはつかのま。
メーターランプに思わぬものが点灯。
4WDのランプが点灯しました。
コードを調べるとC1298のリニアソレノイド。
もしかして・・・。
実はこのノア・ヴォクシーのカップリングって電子的にON・OFFしています。
その接点がカップリングに組み込まれています。
そうなんです。送られてきたリビルト部品がまさかの不良品だったという結果に。
どうやらカップリング内で不具合が起きているようで、代替品を送ってもらいまた載せ替え。
今度はいいようで、納車となりました。
この作業って作業指数でいうところ、4時間というなかなかの作業になります。実際はそんなにかからないんですけど、工賃ベースで言うと28000円超だと。
この脱着工賃分を誰が払ってくれるのかと。多分整備工場側でそういったシチュエーションに遭遇した人は少なからずいるでしょう。
リビルトメーカーに工賃を請求しても支払ってくれません。では工賃分を部品から値引いてくれるのかと言うと、それもなし。
この場合って、せめて工賃の何%かは部品で値引いて欲しいと思うわけですよね。二度も同じ作業をしないといけないので。
特にこれがエンジンだったらどうします?エンジン脱着で10時間とかかかって、載せてみたらはいだめでした!
もう一度載せ替えてください!なんて言われても、こちらとしても相当ダメージがでかいので。
リビルト品には少なからずハズレがあります。メーカーもきちんと検品してから出して欲しいです。これは明らかに検品してないと言わざるを得ませんからね。