この前、車が動かなくなった!ということでレッカーしてきた外車。
みたら、充電警告灯が点灯したらしく、オルタネーターダメになったのかなって。するとそうではなくて、クランクプーリーがなくなっていたんです。
一昔前に大量発生したクランクプーリーのトラブル。
クランクプーリーの多くには、ねじれ防止のトーショナルダンパを備え付けているものがあります。
そのダンパが途中でもげてしまう。
スバルのサンバーでは、クランクプーリーのトーショナルダンパが製造不良でリコールになりました。
サンバーのリコールで、随分とクランクプーリーのトラブルは減ったなと思ったんです。
ですが、まだまだ出てきますね。ここから先は経年劣化というやつですね。パジェロでももげたし、カプチーノでももげた。
インプレッサももげかけたし、注意が必要です。
クランクプーリーにトーショナルダンパが付いてなければいいんです。
ですが、ほとんどの車についています。
そのため、もしタイミングベルトを交換するのなら一緒にクランクプーリーも交換することをお勧めします。せっかく脱着するので、工賃はかかりません。
そして、クランクプーリーを交換するだけで、エンジンの振れが驚くほど収まることがあるんです。
それほどプーリーのダンパが劣化してくると、エンジンの回転軸がぶれてしまうということですね。
部品は国産車なら1万円前後が多いです。
タイミングチェーン搭載車も15万キロくらい使い込んできたら交換するのがいいと思います。
プーリーが飛んでいってしまえば、タイミングチェーンの車ならオーバーヒートもします。
タイミングベルト搭載車でも、タイベルでウォーターポンプを駆動していないタイプはオーバーヒートします。
つまり、充電しなくて困るというよりはエンジンに重大な損傷を招きかねないので。注意が必要なんです。
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