MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

20万円高で軽自動車のフルハイブリッドをダイハツが開発中

2023年秋発売を目指して、ダイハツはフルハイブリッドの軽自動車を開発しています。

WLTCモードでリッター30kmを目指して、ガソリン車との価格差が20万円以内ということを目標にしているようです。

ダイハツって、突如ロッキーにシリーズハイブリッドを搭載してきました。

そのロッキーのハイブリッドシステムがなかなかよくできていて、驚くほど低価格でした。

そのノウハウを注入することで、軽自動車にも作り上げてくるんでしょう。

そもそも20万円差っていうのは、どのくらい走れば元が取れるのか?

ガソリン車との燃費の差を仮想で10km/lだとします。ガソリン車が20km/lでHVが30km/l。

ガソリンを1リッター当たり180円でざっくり計算してみると・・・

1万キロ走ると、ガソリン車は500Lガソリンを使います。

HV車は約333L。ガソリン使用量の差が166L。

金額で29880円。1万キロ走ると約3万円燃料コストに差が出てきます。

つまり7万キロ走った時点で、ハイブリッドとガソリン車の価格差はなくなるという計算です。

これはあくまでもざっくりな計算です。ガソリン車との燃費差がそもそも10km以上離れてなければもっとかかります。

そして多分ですけどフルハイブリッド車は最初2WDしか設定してこない気もします。

雪国ではちょっとFFではなぁ・・・・。ともなってしまうので、できれば最初から4WDも作ってほしいですね。

軽自動車にフルハイブリッドが搭載される時期、もうすぐそこまで迫ってきています。