新型のフィットが発売になりました。これに先駆けてトヨタのヤリスはすでにスペックなども発表になっていたので比較してみましたが、新型フィットの燃費ヤリスに届いていませんでした。
ヤリスで一番燃費がいいのはハイブリッドXの2WD。WLTCモードで驚異のリッター36kmを達成これに対して新型フィットで一番燃費がいいのは何か? 当然ハイブリッドでe:HEVの2WD。BASICでWLTCモードでリッター29.4kmです。
2代目インサイトと3代目プリウスの勝負を思い出しました。インサイトのほうが少しデビューが早かったのですが、ハイブリッドが市民権を得る後押しになった車です。
その後すぐに3代目プリウスがデビューになったんですが、プリウスのほうが燃費はいいし価格もかなりお買い得で、結果プリウスの圧勝でした。
今度はトヨタが先にスペックなどを発表しました。フィットはどうなのかなと思ったら後出しながらヤリスに燃費が届いていない。
まあこれだけの期間ですので当然開発も終わってるし、スペックは決定していたわけですね。
ホンダ側とすると、ヤリスが発表になった時点でその驚異的な燃費に驚いていたかもしれません。
新型フィット、WLTCモードでリッター30kmにすら届いていませんから。
1リッター当たり6kmも差が出てくると、実用燃費でも当然差が出てきますね。
ガソリン車だと両車そん色ない燃費の差となっています。それでもヤリスのほうが上を言ってましたけど。
フィットが極端に燃費追及に走らなかったのは何故でしょうか。コンパクトカーを買う層って、どうしても燃費に目が行きがちです。
ヤリスにここまで差をつけられてしまうと、ちょっときついかな。
スタイリングも好みがわかれそうですね。僕はフィットと言えば初代フィットのスタイリングとスペックが最高だと今でも思っています。
2代目はビミョーなスタイリング。3代目はホンダ車のデザイン全てが微妙な時代。そして4代目。なんか犬のような顔つきになってます。
見慣れれば違和感を感じないのかもしれないけど、やはり初代フィットに回顧できているかというと、うーん・・です。
なんかロードスターと境涯がにてる気がします。初代ロードスターは大ヒット。2代目、3代目ときて現行の4代目ロードスターは初代モデルに回顧してます。
ロードスターはスタイリング的にも好感が持てます。フィットは今のところうーん・・・です。
ヤリスとフィットがこれから熱いシェア争いを始めるわけですが、どちらが売れるかな。そのうち日産ノートも出てくれば三つ巴になってきますね。
そうなってくるとマツダのデミオであるマツダ2はいささか元気がなくなってしまったかな。
こうやって書いてみるとホンダもちょっと元気が最近ない気がする。日産はなんとなくイケイケな感じが戻りつつある。
大本命は新型ノートと新型アクアの対決かな。ヤリスが出るとなったときアクアはなくなるのかなと思いきや、燃費重視モデルとして開発され続けている模様です。
どれだけの超低燃費を実現してくるのかな。今年は新型車から目が離せないですね。