MHOエンジニアリング

現役自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

LINEリレーで板金見積もり。でも注意が必要

僕が務めている会社では板金セクションも持っています。板金はセクションはそれぞれの支店にはないので、車を板金工場へ搬入しての作業になります。

お客さんは、車をぶつけてしまった時などはそれぞれ最寄りの支店にご来店いただくわけですが、見積もりというのがなかなか大変です。

車をぶつけてしまった心理状況としては、とにかく修理代金はいくらかかるのか?日数はどうなのか?

この質問についてすぐに回答を欲しがります。たいていの人はそうですね。板金って車検整備とはまた違った修理です。

金額もかなりかかるし、日数だって車検以上にかかります。修理期間中の代車をどうするのかなどいろんなことが頭をよぎる。だからすぐに見積もりと日数が欲しくなる。

今日もお客さんから娘が車をぶつけたので、すぐに家に来て見積もりを取ってほしいといわれました。

僕も保険会社の研修を受けて試験にパスしたので、50万以下程度の板金見積もりをしてもOKです。しかし、実際に作業に従事していないので見落としてしまうところもある。

やはり板金のプロ仲間たちに見積もりを依頼します。自分が現車を確認に行くときはとにかく相当な枚数写真を撮ってきます。と言っても自前のスマホです。

コーションプレートから左右のチリ。損傷各部。ドアを開けたときや下回りの確認できる範囲まで。

ただ板金の性質上、その部品を外してみないと内部を確認できないところがあります。そのあたりは見積もり書に

内部損傷有無点検などという文言が入り、概算扱いになります。

写真見積もりだと実際出来上がったときの金額とズレることもあるので、あくまでも概算見積もりでということを念入りに話して、修理を引き受けます。

今では画像の転送が簡単にLINEなどでも行えるので、各営業マンが写真を撮っては見積もり依頼をしてきます。

しかし、写真点数が少なかったり肝心なところが映ってなかったり・・・。

簡単に写真データをパスできるようになってから、気軽に見積もりができるようになったのは間違いないんですが、写真を撮ってくる人間によっては見積金額が大きく変わることがあります。気を付けないといけません。

もう少ししたらAIで板金見積もりが取れる時代がやってきます。今各保険会社がそういったツールを開発中なのです。

写真を保険会社に送るとパッとAIが見積もりをしてくれる。そんな夢のような時代ですね。昔の保険アジャスターさんは、部品の展開図やパーツリストなど山のような資料を持参しながら現場に立ち会ったそうですが、そんな苦労もAIがなんとかしちゃう時代がすぐそこまで来ています。

でもまだまだ人の手で見積もり・修理はしないといけませんけどね。