MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

エアフロの故障と点火系の失火は非常によく似ているという罠

この前も、エアフロの故障に遭遇しました。その時、後輩はプラグとコイルを疑っていました。

とりあえずプラグは交換時期にきていたので、交換をしましたが症状変わらず。僕は何度もエアフロの故障に遭遇してきたので、最初からエアフロではないかなと思っていました。

結果エアフロの故障でした。

このようにエアフロの故障って、点火系の故障と非常によく似ているのです。

点火系の故障って、症状が進んでくるとダイアグに出てきます。

失火をカウントしていて、何番シリンダーに不具合が出ているのか診断機で読み取れるんです。

しかし初期症状の場合、診断機には出てこないので基本に立ちかいりパワーバランステストを繰り返して、プラグなのか、コイルなのかをしぼっていきます。

決まったシリンダーが不調になっていれば、パワーバランステストは有効ですが、エアフロが故障している場合はその限りではありません。

後輩も時間が取れない中で失火していると判断をしたんでしょう。もう少し時間があってゆっくり診断していけばエアフロに辿り着けたと思いますけど。

イグニッションコイルが微妙にクラックなどが入って、リークしている場合も似たような症状になります。

ダイレクトイグニッションではなく2コイルとかだと、なかなか特定するのが難しいです。

ポイントはOBDのデータモニタで不具合発生時のパラメーターを保存していく。

そのためにもある程度走り込むなどのテストをしないといけません。

エアフロは安い部品じゃないので、きちんとピンポイントで診断をしていかないとダメです。

 

YouTubeもやっています。いろんなグッズを試したり、実験を車でしていますのでよかったらチャンネル登録お願いします。

MHOちゃんねる メインチャンネル毎週金曜20時更新

MHOえんぢにありんぐ  YouTuber チームMHOにスポットを当てたサブチャンネル

その他運営SNS

【MHO ENGINEERING】 365日毎日更新 メインサイト

【Twitter】 フォローお願いします