車検や車の整備を生業としているものにとって、検査基準はときに鬱陶しく感じます。
今回も車検でボンゴが入庫してきました。
受け入れをしていると、すぐに気がつきました。
キーONでシートベルト警告灯が点灯しない・・・。
問題は単純にメーターの電球が切れているのかどうか?
メーターを外して違う警告灯に使われてる電球と差し替えても点きません。ということで、シートベルトのキャッチが不良であると。
シートベルトのキャッチ部分には接点が内蔵されていて、ここがスイッチとなっています。
ここが使い込まれて接点不良になると、シートベルト警告灯が点灯しない。
何度も書いてきましたが、キャッチを交換しないといけません。4985円です。
まだキャッチだけで販売してくれるメーカーは良心的です。
某車種はシートベルトアッセンブリでしか販売してくれないのです。3万円くらいしましたよね。
交換後はちゃんとシートベルト警告灯が点灯しました。
問題なのは、これってどの程度意味があるのかなって疑問になるんです。
シートベルト警告灯が点く点かないで、車検の検査が合格できるかできないかに分かれます。
大体この手の純正部品をオーダーすると、最短でも翌日に間に合うかどうかです。
たったシートベルトのキャッチが間に合わないだけで1日余計に車を預からないといけない。
では、この警告灯が点灯しなくて困る人ってどのくらいいるのかっていうことなんですよね。
多分シートベルト警告灯が点灯しようがしまいが、運転手にとっては何も変わらないと思うんですよね。
ピーピーと警告音がずっと鳴り続けるのは鬱陶しいから、シートベルトつけないとって気持ちになるかもしれませんけど。
ただ警告灯が点灯してるだけで、シートベルトの装着を促せるのかっていうと意味ないと思うんですよね。
煩わしいなと。それよりももっとやらないといけないことっていっぱいあると思うんですけど。
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