調べてみると、増加中のようです。新型シエンタの7人乗りで、2列目シートが持ち上がらないというトラブルが発生しています。
多いのが、助手席側の2列目シートが持ち上がらないというトラブル。
この前うちの車でも発生したので、原因と対処方法を考えてみました。
新型のシエンタ7人乗りは3列目シートを2列目シートの下へ格納できるようになっています。
3列目シートを格納していれば、5人乗りとして使え、荷物もたくさん乗ります。
そして7人や6人で移動するときは、2列目シートの下にある3列目シートを引っ張り出してアレンジを変えるんです。
問題は助手席側の2列目シートが持ち上がらないという症状。
普通はシートを一番前へスライドさせて、リクライニングレバーを操作すると、ほぼ自動でシートが跳ね上がります。
この症状が出ているときは、何をやってもシートが持ち上がらないんです。
運転席側の2列目シートはこのトラブルがあまり発生していないようです。
助手席側シートのどこに問題があるのか？
これ、原因はシートがちゃんと一番前へスライドできていない時に起こります。
この写真をみてください。運転席側、助手席側共に2列目シートは一番前までスライドして戻してあります。
が、よくみると運転席側シートの方がでっぱってますよね？
つまり、助手席側シートが持ち上がらない時って、シートが完全に前へスライドできてないんです。
1つのシートにシートレールは左右存在します。
助手席側の右側シートレールが完全に前まで戻ってない。なので、運転席側シートに比べて引っ込んで見えます。
どうすればいいか？
助手席側シートが持ち上がらない場合、シートを後ろに下げて、矢印のように力を加えながら一番前までスライドさせます。
これが
ちゃんと運転席側シートと同じ位置まで出ていれば大丈夫です。
この状態になってれば助手席側の2列目シートも持ち上がります。
どうやら新型シエンタの7人乗り、助手席側2列目シートの右側のシートレールが戻りにくいようです。
自分では一番前へスライドさせているようでも、右側のレールが戻り切ってない。
そんな状態になってるとシートが持ち上がりません。
逆に一度シートが持ち上がる場所になってれば、何度やっても簡単シートは持ち上がります。
気をつけないといけないのはシートをスライドさせたあとです。
規定の位置まで戻ってれば大丈夫です。もどってない場合は右側のレールを引き出すようにしてシートを前方へスライドさせてください。
多分トヨタではある程度の対処方法があると思うので、ディーラーに相談してみてください。
僕は原因がわかったので、レールを掃除して様子をみます。
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