令和の時代になっても新車は壊れます。
今回1ヶ月の間に2件もの新車故障に遭遇しました。それぞれどういったものだったのかを書いてみます。
まずは新車から約1年経過。
走行2883km。
定期点検で車両を引き上げたら、充電警告灯が点灯しています。この時点で???
考えてみれば、セルモーターの回り方が弱かった・・。
本当に充電系統が壊れているのかな?と。
新車での故障って珍しいもので、何か外的要因があるんじゃないかなと探ってみました。
オルタネーターベルトに何かが巻き込んで切れていたりしないだろうか?
と。
しかし、ベルトはきっちりとかかって、オルタネーターは駆動されています。
しかし、診断機を当ててモニターすると、まったくバッテリーがチャージされていない。
結果オルタネーターが壊れていたんです。1年3000km以内で壊れるなんて・・・。
メーカーで新品に変えてもらえると思ったら、現物OHの作業となりました。
修理の時間もかかったし、色々腑に落ちない新車故障でした。
続いてはこちら。
新車なのに車あおかしいという一報を受けて、駆けつけてみるとすごい状態。
メーター周りはいろいろな警告ランプが点灯。
エンジンはフェイルセーフ状態になっていて、アクセルを踏んでもふけあがりません。
なんとか車両を預かってきて、原因を調べたら電子制御スロットル部分の故障。
そんなことあるのかなと思いつつも、フローチャートを見ていくと、やっぱり電スロの異常っぽいです。
走行距離も3500kmに満たない新車で、保証修理を受けたら電子制御スロットの交換となりました。
なんでそんなものが壊れたんだろうと。
これら2件に共通して言えることは、令和の時代であっても新車の故障は一定数存在するということです。
気になったのが、この2つの車種はどちらとも同じメーカーの製造だということです。
大丈夫なんだろうか?
新車でも壊れるということを、自覚しておかないとショックは大きいですよね。