ダイハツによるポール衝突試験による不正。国内販売のロッキーHVとOEMのライズHVも不正がされたことがわかりました。
安全性に関わることなので、かなり悪質な不正だと思われていました。
5月24日に、ダイハツの社内で再度テストをしていたようで結果が公表されました。
（1）試験日時・場所
・日程： 5月24日（水）
・場所： ダイハツ 滋賀テクニカルセンター（2）試験概要
・目的：車両が電柱などに横から衝突した際の安全性について確認する試験
・概要：電柱等を模したポールに、時速32kmで車両側面を衝突させ、以下を確認
①乗員の衝撃（傷害値）が法定基準を満たしていること
②ドアの外れや開放が無いこと
③衝突後の燃料漏れの量が一定値以下であることダイハツHPより引用
気になる結果はこの通りです。
出典 ダイハツHP
全項目で法定基準を満たしていたと。
安全性に関しては問題ないのかなと。ただしこの結果はあくまでダイハツの社内での再テストです。
国交相を交えたテストで、同様の結果になればお墨付きをもらえますけど。
まあ内容をみるととりあえず一安心かもしれません。
この結果のままいけば、おそらく販売済みのロッキーもライズもリコールには発展しないんじゃないかなと。
それにしても、何の理由でこんな不正をしたのか？
基準に問題ないと分かっていながら、隠したというよりは、面倒だから省いちゃったというのであれば認識が甘いよなぁと言わざるを得ないですよね。
何かの部品がダメでリコールになるのと、今回のように安全性に関することってまた別問題ですから。
お客さんの意識もダイハツってそういう企業なんだねって浸透しちゃうので、もったいないですよね。
どう転んでもちょっと考えられない事案ですよね。
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