アイドリングストップしなくなって、自分で専用バッテリーを交換したけど改善しないという相談を受けてみてみることに。
そもそもまずアイドリングストップって、さまざまな要因をクリアしてようやく作動するものです。その辺りも点検する必要がありそう。
スカイアクティブGを搭載しています。
ことの発端は、バッテリーを新車時からずっと使い続けていて、テスターで計測すると交換とでた。
そしてi-stopランプも点灯したということで自身でバッテリーを交換したというのです。
バッテリーを見てみると、確かに純正ではないようなバッテリーが取り付いています。オーナーに聞くと再生バッテリーをつけたといっています。
純正ではないものですね。
そうですか、アイドリングストップ用にも再生バッテリーが出回っているのですね。
とりあえず基本から。バッテリーをテスターにかけてみると、良好となっています。
若干満充電まで届いていないけど、9割くらいは大丈夫。
この日は外気温も高くて、アイドリングストップをする条件にほぼ当てはまる。だけどi-STOP警告灯が点滅してアイドリングストップがかかりません。
一応スキャンツールを見てみると、過去コードとして始動時電源電圧とかそういったバッテリーに関するものが出てきました。
現在のバッテリーは良好なので、一旦故障コードをメモリしておいてクリア。
ちょっと気になったのがこちら。
スマートキーです。
実は、マツダのi-stopってバッテリーを新品にしても治らない時があります。そんな時疑わしいのがスマートキーのボタン電池。
このボタン電池を交換すると治ることがあります。
どうやらキーのバッテリー状態もアイドリングストップの条件に入ってるようで、望ましいのはバッテリーを新品に交換した時には、スマートキーの電池も交換すること。
試しにスマートキーの電池を交換してみた。すると
点滅していたi-stop警告灯はつかなくなり、ちゃんとアイドリングストップするようになりました。
この手のスマートキーの電池、1年に1度交換しておくことをおすすめします。
マツダのi-stop装着車は、アイドリングストップバッテリーを交換した時にはスマートキーの電池も交換しましょう。
高価なバッテリーはデサルフェーターをつけて長持ちさせましょう。
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