夏のころの話ですけど、ちょっとした出来事があって、ガソリンスタンドについて改めて考えました。
どういうことかというと、お客さんの車がどうもパワーがうまくでない。
ということで相談を受けました。
診断機をつないでデータモニタを記録しながら、山道を負荷をかけて走ってみました。
すると、どうもノックセンサが介入して点火時期を遅角へ制御していました。
確かにその日は暑い日で、吸気温度も高いしなと思いつつ、こんな程度のアクセル開度や負荷でここまでノッキングするか?
そう思ったんです。
いろいろと調べたら点火系とか、吸気系にはとくに問題はなし。
もしかして・・・と、お客さんに聞きました。
その車はハイオク指定車だったので、ちゃんとハイオク入れてますよね?って。
すると入れていると。
問診をしていくと、いわゆる激安ガソリンスタンドを最近使っているということでした。
まさかな・・。と思いましたが、次にガソリンが空になったら、ちゃんとしたブランドのスタンドでハイオクを入れてみてくださいと。
結果どうだったかというと、症状が治まったようだと。
このことから、格安ガソリンスタンドって大丈夫かなと。昔も似たようなことがありました。
例えばノッキングが出ていたとしても、昔の人は気にせずカリカリ言いながらも使っていたり。
でも、チューニングされたエンジンでそれをやると、速攻でブローしますから。
今の車はノックセンサのおかげでエンジンが壊れるということはほぼなくなりつつあります。
しかし、メーカーが狙ったはずの性能がでなくなるわけです。
激安スタンドって、安くていいんですけど高性能エンジンのハイオク指定車はやめたほうがいいねと。
価格の裏には何かあるんでしょうかね。今はガソリンの補助金の行方もまったくわからずで、消費者は泣きをみるばかりですけど。
安いものには裏があるので気を付けてください。
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