ハイエースです。冷間時にエンジンが吹け上がらなくなったという事で入庫してきました。
この車は、ちょっと前にウォーターポンプを交換しています。
ウォーターポンプ交換になった経緯は、単純にポンプのベアリング破損。
ウォーターポンププーリーがガタガタで、ファンベルトもすでにすっ飛んでいました。
ポンプを交換して、エンジンを確認したらオーバーヒートは無事そうだったので納車。
それからしばらく使ってもらっていたら、今度は冷間時にエンジンがイマイチ吹けないことがあるという相談がありました。
原因を調べて行ったら、こちらでした。
写真真ん中の配線がすこし切れかかっていた。
これは何の配線かというと、ディーゼルエンジンウォーターテンパラチャセンサという名前ですが、平たく言うと水温センサです。
どうやらこの配線がすっ飛んで行ったファンベルトによって一部破損していた。
その為、振動で断線しかかってしまい、正確な水温が伝達されずに燃料が濃く噴射されていたというオチでした。
ベルトの近くにこんな配線はいただけないなぁと。修理して終了。