もうじき恐怖のタイヤ交換シーズンを迎えます。
それに先駆けて?という意味ではないんでしょうけど、国土交通省がYouTube動画を作成したようです。
近年、トラックのタイヤのネジが緩んでしまう事故が増えてきています。
これに対する注意喚起なんでしょう。交換作業をする人は一度見ておいたほうがいいかもしれません。
しかし、大型のホイールナットが緩む原因って、ISO規格のネジになってから多発しているという事を忘れてはいけません。
お役人の方々が、国際規格に合わせるという名目で、ISO規格を採用してから多発しています。
それまでのJIS規格のものはそこまで緩みませんでした。
何故ならJIS規格のネジはよく考えられていたからです。
具体的には左側のタイヤは逆ネジになっています。緩みやすいといわれているのは左の後輪です。
JIS規格は進行方向に対して締め付ける方向へ力が加わる逆ネジになっています。
ISO規格だと逆ネジじゃないので、緩む方向へ力が加わります。
更に言うと、日本は左側通行で、左折する時特に左後輪は小回りに回らないといけない。
この辺りが日本の道路状況と狭い国土で使うトラックにISO規格のネジが合わないわけ。
でも、それを採用してしまったわけだからどうしようもないです。
適切に取り付けても緩むんだから、定期的にドライバーさんも気に掛けるしかないのです。