先に答えを書いておくと、2サイクルオイルと4サイクルオイルはそれぞれ役割が違うので兼用してはいけません。
ここで考えるのは、超がつくほどの緊急時です。
手元に4サイクルエンジンの車がある。オイルがなくてエンジンを動かせられない。車を動かさないと命に係わる状況だとします。
そんなシチュエーションの時限定で考えてください。
エンジンの機構も2ストと4ストでは大きく違います。
最大の違いはシリンダーヘッド。カムとバルブが2サイクルエンジンにはないということ。そして、2サイクルオイルは燃料に混合してシリンダーを潤滑させる。
4サイクルエンジンはオイルを循環して使います。2サイクルはオイルを補充していくのに対して、4サイクルはオイル交換が必要になる。
実際に試してみました。
詳しくはもうちょっと煮詰めてYouTube動画などにもしますが、すぐにエンジンが焼き付くとかそういうことはありませんでした。
極限状態でエンジンを稼働させないといけない時などは使える手段でした。
昔サラダ油をエンジンオイルの代わりにいれた事もありましたが、その時も大丈夫でした。
水をエンジンにいれたときもありましたが、すぐに焼き付くことはありませんでした。
極限状態でのみの知識としてにしておいてください。