車検の検査で、シートベルトの電球がきちんと動作するかどうかを確認する項目があります。
シートベルト警告灯は切れていると車検に通りません。ただし、国産車は平成6年3月31日以前に製作されたもの、輸入車は平成7年3月31日以前に製作されたものはシートベルト警告灯がなくても車検はOKとなります。
そして、そのカギを握ってるのが、シートベルトのキャッチ。
シートベルトをカチャっとはめると、そこがスイッチになってランプを点灯させたり消灯させたりしています。
中身はどうなってるか?
このようになっています。
使い込んでくると、配線の白いプラスチックが欠けたりしてしまう。
すると、スイッチングがうまくいかなくなって、電球が点かなくなる。
まだこのキャッチだけで部品供給してくれるメーカーはいいんです。
とあるメーカーなどになると、シートベルトアッセンブリじゃないと注文がきかないメーカーもあります。
3Dプリンターなどで、内部の樹脂部品を作ることが出来れば、キャッチを修理して車検に通すことも簡単ですね。
応急処置くらいはできますけど、ランプを点灯させてもバックルが抜けやすくなったりすると、これまた本末転倒ですから。
基本はキャッチを交換です。