職業体験というものがありますよね?
うちの地域だと中学2年生が、それぞれ近隣の職業を体験するというものです。
うちの会社も随分前に受け入れたことがあります。
大手のスーパーだったり、保育園だったり、車屋さんだったり。結構幅広く協賛しています。持ち回りで今年は近所の整備工場に職業体験が入ったそうです。
実際に車屋さんの職業体験って何をするのかっていう話ですよね?
中学生に怪我をさせないで、やってもらえることっていうと、まずは洗車ですよね。スチームを使って、あとはエアーガンなどで洗車を手伝ってもらう。
そして、登録業務に一緒に来てもらうとか。実際に整備作業をさせるわけにはいかないので、うちの会社では最終日は2時間時間を与えるからエンジンをばらしてみよ!
というものをやってもらいました。ブローしたエンジンを制限時間で分解してみろっていう、一種のゲームみたいなものですね。
その時に来ていた2人は、車の事がやはり好きな子だったので目がキラキラしながらピストンやらクランクシャフトを外していました。
で、息子の友達に聞いてみたんです。近所の車屋さんに職業体験に行ったので。
「正直車屋かぁーって思いました。」
この一言に尽きましたね(笑)
職業選択って、希望通りにいかないこともあって、彼も第一規模は外れてしまったんで定員割れしていた車屋さんに行ったみたいです。
やはり興味がない(笑)
こういうのを聞くと、やっぱりもう一度車の楽しさってなんなのかなって。原点を探らないといけないなと思ってしまいます。
なんでもそうですけど、とっとっかかりって楽しいかそうでないかで大きく変わってきます。
楽しくなければ、その時間は苦痛でしかないだろうし。ただし、その子が自分の車を初めて買ったらまたそれはそれで違うと思うんですよね。
車って自分のマイカーをもった瞬間は特別です。どこにでも行ける魔法の乗り物を手にしたわけですから。僕はもううれしくてうれしくて仕方がなかったですよね。
何があってもいいように荷物はいろいろ積んでおきましたね。動く自分の家みたいな感覚ですから。
これから先自動車業界を盛り上げていくには、車を所有する前の段階から興味を持ってもらえるようにアピールしないと駄目だなと思っています。