エンジンが壊れる原因って、大きく2つ。
オイル管理か、水回りの異常か。
このうちオイル管理であれば、オイル交換をちゃんとやっていれば防げます。
問題はオーバーヒートです。
オイル漏れよりもクーラント漏れの方が、時間的な猶予がない場合があります。
オイルって、油圧がかかっているところが破裂するとダメですけど、パッキンなどのにじみなら、いきなり全量出るわけじゃないですから。
クーラントの場合、粘度がないためほぼ一気に出てしまいます。
オーバーヒートはこの点で厄介です。
オーバーヒートの中でも、サーモスタットやウォーターポンプならば、定期交換部品に該当してきます。
ホース類やラジエターになると、交換するのに明確な基準がない。
特にラジエターって、漏れてもないのに交換するっていうのが、費用的にみてもなかなか厳しいです。
最近のオーバーヒートって、ラジエターから漏れてしまうケースが増えてきています。
部品も高いし工賃もそこそこしますけど、ラジエターも消耗部品と割り切って、交換してしまうのが得策です。