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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

寿命前に失火したプラグ!責任はどこにあるのか?オーナーの怒り

この前ちょっとした故障がありまして、お客さんがかなりご立腹でした。

ことの発端は、一本の電話。

「急にエンジンがおかしくなって止まってしまった」

それから、なんとか再始動ができて代車へ乗り換えてもらいました。

お客さんの車は某ダイハツ車。

定期点検もしっかり受けてるし車検も自社で行わせてもらっています。

2回目の車検を終えて半年くらい経過しています。走行距離はその割にのってなくて3万キロ台です。

とりあえず原因を調べると、P0303の3番シリンダー失火です。

負荷をかけるとたまに失火するようで、原因を突き止めるべく、プラグを2番と3番で入れ替え、コイルを1番と3番で入れ替えました。

これで2番に症状が移行すればプラグ。1番に症状が移行すればコイルが不良となります。

結果はプラグでした。

不調を起こしてる箇所は特定できたものの、お客さんは納得していません。

5年以上経過、走行距離3万キロ程度。毎回点検もしている。どうして故障するのか?

プラグの交換時期はどうなのか?

と。

一つ一つを丁寧に説明しました。プラグはイリジウムで10万キロ交換設定。5年経過してるため、エンジンの保証などは切れている。

他の車も10万キロ持たずにエンジンが不調になることがある。

トラブルを起こしたくないのであれば、定期交換部品も早めに交換して予防する方法もありますが、今回は想定以上に寿命というかトラブルが早かったかなと。

こういうケースで困るのは、お客さんは納得できないし、整備しているこちらも複雑な気持ちになるというパターンです。

せめて部品をメーカーが出してくれればいいんですけど、保証期間が過ぎているからと言われればそれまでなのかなって。

ダイハツ車って、失火トラブルが他のメーカーよりも多いと思います。うちの会社はある程度いろんなメーカーを整備してますけど、失火に関してはダイハツがダントツですね。

 

 

 

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