一部車種にブレーキパッドを交換する時、抑えのピンを使ってるものがあります。
この手のブレーキって、分解作業をしなくてもブレーキパッドが交換可能。分解整備の定義ってすごくわかりにくいんですが、キャリパのネジをいじらないものは分解に当たらない。
つまりこのタイプのブレーキパッド交換は分解にあたらない?ということが整備士の中でもたびたび議論になるほど。
話を戻して、このブレーキパッドを抑えているピンですが、純正のブレーキパッドであれば新品が付属してきます。
しかし社外のブレーキパッドを購入すると付いてきません。
ピンは再利用できなくもないんですが、クリップ位に細いピンです。
錆びます。
何台か錆びて折れたところもみた事があります。ピンが折れると最悪ブレーキパッドが外れかねません。
ということを踏まえると、ブレーキパッドとピンは一緒に交換することがお勧めです。
ピンのキットだけで部品設定もありますから。
ブレーキパッドをピンで抑えているタイプは、ピンも一緒に交換するようにしましょう。