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現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

バッテリー交換が大変な車は、早めに交換するべし!バッテリー上がりの救援者も大変

昨日も30プリウスに乗ってる人に、バッテリーが上がったから助けてほしいという依頼を受けました。

バッテリーが駄目なのはわかってるので、新品を用意して交換してほしいと。

しかし、30プリウスのバッテリーってリヤハッチを開けて右の後部に備え付いています。

手順がまた面倒くさい。リヤのハッチってバッテリーが上がると開かないんです。その為、まずはエンジンルームから決められたポイントでジャンピング。

12Vでシステムを起動させてからハッチを開ける。そこからバッテリー交換に移る。

と、こんな感じです。

バッテリー交換が大変な車って、基本的にバッテリーを上げちゃダメです。

ホンダのバモスやアクティもそうです。

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バモスやアクティのバッテリーって、ボンネットを開けてウォッシャータンクを外さないと交換ができない。

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こんなに面倒な場所につけないでくれと言いたい。

 

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ここにバッテリーがあるということは、バッテリー上がりに遭った場合救援者にいジャンピングしてもらうのにも、ウォッシャータンクを外す必要があるわけです。

バッテリー上がりって、プラス端子とジャンピングケーブルをつなぐ。マイナスはアースポイントでつなぐ。

バッテリー+端子にはアクセスしないと駄目だから。

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こういったバッテリー交換が非常に大変な車って、バッテリーをあげちゃだめですよね。

助けに来てくれた人が、車に詳しくなければ、ブースターケーブルを持っていたとしてもエンジンをかけることはできませんから。

車検や点検の時って、整備士がバッテリーテスターで、バッテリーの状態を調べます。

その時に劣化して交換をお勧めされたら素直に交換したほうが無難です。

理由は紹介した通り。

知り合いが助けに来てくれても、エンジンをかけられないかもしれない。

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バッテリーまですぐにアクセスできる車ならまだいいんですけどね。

 

 

結果自分が困ることになるので、交換しにくい車に関しては早期交換!じゃないと自分がまた痛い目を見てしまいますからね。


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