ホンダのバモス、HM2でタイミングベルトを交換した記録です。
これは前に自分で乗っていた時のものをリライトしています。
このバモスも確か廃車になるものをもらったんです。車検代のみの7万円くらいで買いました。
その当時がすでに10万キロ近かったので、最初にやった整備としてタイミングベルトの交換です。
エンジンはマニュアルなので横置きになります。
4速ATだと縦置きになるちょっと不思議な車がバモスやアクティです。
この車のタイミングベルトを交換するには、ヘッドカバーの脱着が含まれるので、最初に外しておきます。
ダイレクトイグニッションとヘッドカバーを外す。
続いて補機ベルトを外しにかかります。
エアクリーナに繋がるダクトを外して、補機ベルトのカバーを外します。
エアコンがついてるので2本です。
ちなみにエンジンは左回転をしています。
クランクプーリーを外して、タイミングベルトカバーを外しにかかります。
このエンジンは合いマークはカムとクランクのみ。
クランク。
カムはヘッドカバーとの界目に合わせる。
ベルトを外したら、オイルシールを交換していきます。
クランクオイルシール。
カムのシール。テンショナーとアイドラーも交換します。
そしてウォーターポンプも交換です。
バモスの場合、エア抜きが大変なのでサーモスタットも一緒に交換するのが正解です。
サーモケースからサーモスタットを外す。
この辺のホースも一緒に交換するのが望ましいです。
各部品の交換がおわたら、タイミングベルトをかけます。
タイミングマークをずらさないで、ベルトをかけることが出来たら張りの調整に入ります。このエンジンはカムシャフトを5コマ進ませたポジションでテンショナーのネジを締めこむとしています。
ベルトに張りを与えてテンショナーを固定。左回転なので注意。
ヘッドの部分にエア抜きのブリーダー。
ヒーターパイプにもブリーダーがあります。
前輪を持ち上げながらエンジンをかけて、エア抜きをしろという指示です。
さらにこのエンジンはヘッドガスケットが抜けやすいので、エア抜きはパーフェクトに終わらせること。そのため、なるべくウォーターポンプ、サーモスタットなど水回りは一緒に交換すること。
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