以前ファンベルトを交換して、2年までは使っていませんが、最近ベルト鳴きがひどくなってきたので点検しました。
以前ベルトを交換したのは、2019年の8月13日。走行距離は42640kmでした。
その時使用したベルトはバンドーのリブエース。
このベルトを選んだのは単純に価格が安かったからです。
交換したのは2021年2月20日。走行距離は
64157kmです。22000kmほど走っています。期間は1年半くらいです。
ベルト鳴きが出るようになってきたので、ベルトを点検しましたが、張りは悪くなくて亀裂もそれほど入っていませんでした。
ベルトが2年もたないで硬くなるというのも、なんともコメントしづらいところですがベルト鳴きが出ています。
原因はここだと思います。
この車は1NZというエンジンを積んでいて、ウォーターポンプのプーリーはベルトの背面で回しています。
外したベルトを見ると背面がピカピカになっています。
この背面のグリップ力が低下して鳴きが発生していたということ。
ベルトのギザギザ面は傷もなく、溝もへっていないですね。
新品のベルトと比べてみると背面の状態がピカピカになっているのがよくわかります。
そして買ったベルトも全く同じものを用意しました。
ベルトの溝を新品と比較してもそんなに削れてはないようですね。
ベルトって、製品によっては鳴きが早く発生するものもあるということです。
僕が買ってるベルトもその部類に入るのかもしれません。価格が安く、交換作業が簡単なので、2万キロ位で交換していけばいいかなと。
最初に交換したベルトは亀裂がたくさん入っていましたが、ベルト鳴きは一切出ませんでしたからね。さすがは純正。
ベルトの背面も使ってプーリーを駆動するタイプは、鳴きが発生しやすいです。
背面も使うし、ベルトには表も裏もストレスがかかりますからね。
ベルトの鳴き止めスプレーもある程度効果はありますけど、長くはもちません。
鳴きが発生してきたら交換してしまうのがベストです。
ベルトを張りすぎるのは各補機類のベアリングを痛めるのでNGです。