車検、点検の時にエンジンのベルトに亀裂が入っていたり、細くなってきたら交換をお勧めします。
切れてしまうと、エンジンにダメージが入ったりするからです。
補機駆動ベルトですが、現在は3本使ってる車、2本使ってる車、1本使ってる車、はたまた使ってない車に分けられます。
昔のFCとかシーマは4本使っていました。
基本的に3本使ってる車はオルタネーター、エアコン、パワステの3つをそれぞれ駆動しています。
2本しか使ってない車は、オルタネーターとエアコンというのが多い。パワステが電動なものが主流ですね。たまに1本のベルトで2つの補機類を回してることも。
1本しか使ってないのはサーペインタイン方式と呼ばれ、全部の補機類を太い1本のベルトで回しています。
発電はハイブリッドモーター、パワステとエアコンは電動、ウォーターポンプも電動だからです。
補機ベルトが多いと交換が手間なので工賃が高くなります。
そしてそのほとんどを整備士が張り調整するために、鳴きが発生しやすかったり、張りすぎてベアリングをダメにするというトラブルが増えました。
それを嫌ってサーペインタイン方式が生まれたんじゃないかなって。1本の太いベルトで全部を駆動。
交換工賃もそんなに高くないです。
しかしベルトが切れたらそこで走行不能になります。ベルトがたくさんついてるタイプの場合、例えばエアコンベルトが切れたとしたら走行はできますから。
最近では張りすぎによるベアリングのトラブルを回避するために、張り調整不要のストレッチベルトが増えてきました。
これは治具で取り付けるだけで、張り調整はしなくていいんです。
ベルトなきが発生して、張りを調整するということもできないので、基本交換になりますけど。
ベルトは5万キロほど使ったら交換をお勧めします。
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