最近のエンジンというと、オールアルミエンジンが多くなってきています。
オイルパンもアルミでできていて、ダイハツのKFエンジンやスズキのK6A、R06Aなどはオイル交換の時にドレンボルトのネジ山を壊してしまうという事例が多く見受けられました。
初期段階ならタップボルトなどを使ってリカバリーが可能ですが、度を越えて損傷するとやはりオイルパンを換えざるを得なくなります。
先日実際にダイハツのKFエンジンのオイルパンを久しぶりに交換してみましたが、修理代がビックリするほどかかってきました。
KFのオイルパンは15100円で、そこに液体ガスケット代。4WDになるとトランスファを脱着する必要があるため、ギヤオイルなども必要になります。
工賃がなかなかすごい。整備指数で4WDだと4時間?の指定になってます。時間工賃を算出すると7000円台だと28000円です。
オイルパンの代金や油脂代などを含めると5万円以上かかることがわかりました。
自分でオイル交換をする人は気を付けてください。
ハイゼットやアトレーなどはオイル交換を上抜きしたほうがお勧めですね。僕もKFエンジンの車に乗っていますが、上抜きをしています。
オイルチェンジャーで上抜きをすると、ハイゼットやアトレーはドレンボルトを外した時にオイルが出てこないんです。
つまり上抜きの方がより多い量のオイルを抜くことが可能です。
そしてオイル交換に関して言うと、一つの場所で交換をし続けたほうがいいです。いろんなお店でオイル交換をすると、責任の所在があいまいになる。
一つのお店でしかオイルを交換していなければ、その工場の作業に不備があったという事になりますからね。
オイル交換の作業一つとってみても、このありさまなので。
ちゃんとしたお店で作業をしてもらいましょう。