MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

新型コロナウイルスで末端の整備工場に出てきた影響など

世界各国で猛威を振るっていますね。新型コロナウイルス。オリンピックも延期にせざるを得なく、いつになったら収縮するのか目途すら立ちません。

車業界にも少しずつ影響が出始めてきています。

末端の自動車整備工場に勤める僕も、

「ああ、これってコロナウイルスの影響なのね・・」

と実感することが出てきました。

僕が住んでいる長野県では、感染者は全国的に見ても少ないほうだと思います。二桁いませんし、近くで感染したというニュースもありません。

なので、通常業務を普段通りに行っています。しかし、お客さんの運送会社などは学校が早期春休みに入ったため、学校関連の運送業者さんは仕事がないと言っています。

バス業界もそうですね。遠距離バスを生業としているお客さんも仕事が減って、収入が不安定になりすぎていると嘆いています。

僕の会社でもこういった会社のトラックを整備することがありますが、例年の三月に比べるとトラックの仕事が信じられないくらい減りました。

国交省も車検期間の伸長を発表しましたが、特にその特例措置を使う人も今のところはいませんね。普通に継続の車検を受けています。

問題は新車販売です。今トヨタ系の受注をいくつか受けていますが、納期がどんどんとずれ込んできています。

シエンタが納期から1週間ずれ込んだのに対し、カローラも納期が遅れるという連絡がきました。そのタイミングでトヨタの工場でコロナウイルス発症。

この先トヨタ車の受注はどんどんと遅れていくと思います。マツダコロナウイルスの影響を受けたと発表がありましたから。

新車が間に合わなくて納車できない。

そればかりか新車と言えば、アフターパーツの取り付けです。主に社外のナビゲーションなどを取り付けて利幅を得るわけですが、ナビが間に合わなくなってきた。ナビの液晶を中国工場で生産しているらしくて、ごらんの状況です。

いち早く予約を入れておかないと、いつモノが間に合うのかも不透明になってきました。オイルフィルターも供給が追い付かなくなってきていると事前のニュースで出ていましたしね。

この先もっといろんな部品が間に合わなくなり、車検整備などの遅れも心配されてきます。

今は少しずつ「コロナウイルスの影響か・・」と感じる程度の場所で、業務をしていますが、あと1ヶ月先になったらもっとひどい状態になってるかなと想像しています。