つくづくと読めない時代になってきたなと思います。
今、自動車業界ってものすごく混沌としているのがわかります。最初に言われたのが半導体不足で新車が間に合いません!という話。
自動車業界の隅っこで働いていると、いつもと違う状況だと実感します。
というのも、今までだと熟練した営業マンが、お客さんの新車待ちで代車を出すことってあまりなかったんです。
それが、ここにきて次々と新車の納期が間に合わなくて、乗っている車の車検が切れるというケースが多発。代車が整備で使えないで営業でほぼ埋め尽くされてきています。
中古車として再販が出来そうな下取り車であれば、とりあえず最低限で車検を取らせてもらって(のちに下取り価格に含めるのでお客さんは損をしない)新車が間に合うまで乗ってもらうという手段もとっています。
半導体が間に合わないだけではなくて、工場の相次ぐ稼働停止。もちろん部品が間に合わないから工場を稼働させてもしょうがないという側面もあります。
さらに深刻なウクライナ情勢。ロシアって、意外と車の部品を作るための原材料が採れる国なのです。触媒に使われるパラジウムなど。
恐らくこんな世界情勢だと、ガンガンと値段が上がっていきます。
3月17日には東日本でまたも大きな地震が発生して、トヨタの工場が被害に遭って稼働停止。
もう、読めないですね。何が起きるか。今車の代替えを考えているのなら、補助金にもらえる電気自動車やプラグインハイブリッドなどがお勧めです。
需要と供給のバランスが保てなくなっていて、どちらにせよ車の値段は上がっていくのは必至です。中古車価格もどんどんと高騰しています。
プラグインハイブリッドなら、災害が起きたときに発電所として使う事もできるし、メリットが多いです。
補助金が尽きる前に買い替えを検討するのなら今しかないですよ!