4月1日より、3年ぶりに自賠責保険の金額が見直されることになりました。金額が喜ばしいことに安くなります。
どのくらい安くなるのかというと、約16%の値下げです。
参考金額として24か月で自家用車が4280円。軽自動車は3930円の値下げ。
ここまで書いて、ふーんそうなんだぁ。と思ってる人もいるかと思います。
ここからが本題になります。
自賠責保険の金額っていうのは、事故が少なければ少ないほど今回のように金額の見直しがかかります。当然交通事故が多いと金額もあがる。
今回は約3年ぶりの保険料改定です。自賠責保険はどこの保険会社で加入してもまったく同じ金額です。そしてポイントなのは車検時には必ず更新で加入しないといけないということ。
車検の法定費用には
・重量税
・印紙代
と、どこの車屋さんで車検をやっても必ずこの金額は共通してかかります。これは車屋さんの利益になるのではなくて、税金だったり、保険だったりするからです。
現行の法定費用を軽自動車で算出すると
・自賠責保険・・・25070円
・重量税・・・6600円(免税とか13年越えでない車)
・印紙代・・・1100円
合計327770円
これが4月1日からだと
・自賠責保険料・・・21140円
・重量税・・・6600円
・印紙代・・・1100円
合計28840円
とこうなります。3
32日に車検を満了になる車があったとします。4月3日だから、車検は3月中にやってしまう人がほとんどでしょう。
だけど4月1日に車検をやれば、同じ車検なのに3930円も安くなる。3月31日に車検をやるのと、4月1日以降に車検をやるので3930円の違いが出てしまうわけです。
なので、もし4月頭に車検満了を迎える人は4月に車検をやったほうが自賠責の値下げ分安くなるということなのです。
厳密にいうと、重量税の13年・18年越えに該当する車両もあるので、重量税の加算分がでる車両もあるので、試算してみないとわかりませんが。
ただ3回目~5回目の車検を迎える車両については間違いなく4月に車検をやったほうがお得になりますので、頭の片隅に覚えておいてください。
任意保険はその変わり各社とも値上げ傾向にあるようです。差し引くと負担は変わらないかもしれないです。ちょっと知っておくだけで安い・高いがあるので知っておくことに損はないですね。