この頃ミニキャブミーブを見かける機会が増えてきました。長野近辺では電力会社である中部電力のサービスカーもミニキャブミーブでした。
これはミニキャブミーブが出始めて時期に採用していた印象があります。まあ、電力会社だからリップサービスかなって(笑)しかし割と使える車なのがミニキャブシリーズのEV。軽トラックにもEVであるミニキャブがあります。
軽トラックや軽のバンにEV。これって実は理想的だよなって。
まず軽自動車で配達業務をする場合、基本近距離のピストン輸送が多いです。長距離はやはり大きなトラックで一回。このほうが効率がいいです。
配達の拠点から近場へ輸送するのは、道も狭いし小回りが利いたほうが断然いい。この辺が軽バンや軽トラが採用されてる理由です。軽自動車なので維持費も安いです。
走行していたら三菱が郵便局に1200台ものEVを納入開始したという記事が日刊自動車にて載っていました。1200台というとなかなかの台数です。47都道府県で単純に割ったとしても25台です。
EVの何がいいかっていうと、まずは静粛性。配達時にエンジンをかけっぱなしにしているドライバーもたくさんいます。排気ガスが臭い。これがないのがいい。そしてランニングコスト。
オイル交換は不要。EVで管理するとなると主にタイヤとブレーキですね。あとは乗りっぱなしでもさほどは問題ありませんから。燃料代だってガソリンとは比べ物にならないくらい安いです。
実は農家が使ってる軽トラックこそEVであるべきだよなと常々思っていました。でも全面的にこれを推奨するには一つだけ機能が足りない。
軽トラックって4WDじゃないとダメなんです。農家ってぬかるんだ畑にもずんずんはいっていく。平地だったらいいんですが、そういう場所だとすぐにスタックしてしまう。ミニキャブミーブに4WDが発売されたら即リーチです。農家の人。
畑で乗り回してエアクリーナーはすぐに真っ黒になるし、オイルも乗りっぱなしの人が多い。しかし航続距離は決して長距離を走るわけではない。
まさに乗り倒しの農家にはこれ以上ない選択肢になりうるのがミニキャブミーブ。でも4WDですよ。バンのほうにもこういった理由から早急に4WDをラインナップしてくれれば、さらに幅広い使用用途になるのです。
というわけで、三菱自動車さんお願いします。今はブルーオーシャンです。ぼちぼちほかのメーカーもEVに力を入れてきているので、すぐにシェアを持っていかれてしまいます。
今のうちです。