ぼくはDIYでオイル交換をするので、どちらかというと早いスパンで交換しています。昔載っていたスポーツカーなどは、オイル交換と同時にオイルフィルターも交換していました。
通常であればオイルフィルターはオイル交換2回に1回交換でもOKと言われています。ですが、オイルフィルターの中にも古いオイルが入っているために、新しいオイルを入れても混ざってしまい、新油が若干劣化した状態でスタートしてしまう。
それが嫌で自分が思い切り大切にしていたスポーツカーたちは、オイル交換と同時にフィルターも交換していました。
ふとネット通販を見ていると、オイルフィルターが安い。純正のオイルフィルターってほとんどが1つ1000円オーバーです。それがなんと200円台で買えてしまう。
ということで試してみました。
ネットでほぼ最安値のオイルフィルターです。実売で1つ210円弱。25個まとめ買いです。このくらいの量を買えば送料がかかっても痛くありません。
シエンタとアトレーの分を買いましたが、それぞれ10個以上。10回のオイル交換と同時交換しても3万キロ以上もつ計算。
こちらがダイハツ・スズキ用です。
こっちがトヨタ用。
エレメントレンチは64mmのでOK
KTC (京都機械工具) カップ型オイルフィルターレンチ AVSA-064
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僕もKTCのカップレンチを愛用しています。
中身のろ紙を分解していないので、性能的にどうかとは言えません。まずはちゃんと装着ができて取り付け的に問題ないのかをチェックしました。
交換したのはまずはシエンタから。オイル交換の時期だったので前回も交換したけど同時に交換。
オイルはチェンジャーで上抜きしました。フィルターを外して出てきたオイル。実にこれだけの古いオイルがフィルターの中にはいっています。
いくらオイルフィルターをオイル交換2回に1回交換でもいいとはいえ、この古いオイルと混ざっちゃうと考えると気持ちもあまりよくありません。
オイルフィルターって、ネジの径とパッキンの位置さえ合ってれば大きかろうが小さかろうが漏れはしません。
昔のディーゼルエンジンって、巨大なフィルターがついていました。ですが今のディーゼルは中身だけ交換ができるタイプになってきています。
基本的なことですが、オイルフィルターのOリングにオイルを塗り塗りします。これはねじれ防止で大切な儀式。
そして取り付け面はきちんと綺麗に清掃します。ゴミが噛み込むとオイル漏れの原因になります。
手で回るだけ回します。最後にカップレンチで少し増し締めする。
締めすぎると次回取れなくなるので注意。
フィルターの分だけオイルが抜けたので、添加剤を入れて量を合わせました。そしてエンジンを始動。当然のことながらもれはありません。
安いオイルフィルターはありか?
それでは総評です。安いオイルフィルターはありかなしか?
これはDIYで頻繁にオイル交換をするのであればありだと思います。その理由は、もしオイルフィルターの濾過能力が純正に届いていなくても、毎回交換することで古いオイルが新油に混ざるのを避けられること。
頻繁にオイル交換をする人はフィルターにそんなにゴミなどはつまりません。なので、古いオイル問題を考えるとこちらのほうがメリットが高い。
何より200円台で購入が出来れば、純正の5分の1ですむ。その分毎回オイルと一緒に交換するのがありなんじゃないかなと。
僕もオイルフィルターを買い込んだので毎回交換をしようと思っています。DIY派にはありな格安オイルフィルターでした。漏れもなく問題なしです。