MHOエンジニアリング

現役猫系自動車整備士YouTuberチームMHOの車ブログ

よく舐めるアルミのオイルパン問題を解決する方法は?

それにしても数が多い・・・。オールアルミエンジンのドレンボルトを外そうとしたら、ヌルっといういやーな感覚・・・。

アルミオイルパンのネジ山が舐めている・・。もう一体どのくらい遭遇したかなっていうほど多いです。

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一番多いのがダイハツのKFエンジンですね。次いでスズキのK6A。どちらも相当な数がでているので遭遇する確率が高いんでしょう。

どちらかというとダイハツKFエンジン。こちらのほうが圧倒的にネジ山舐めているエンジンが多いです。

初期型のKFエンジンであれば、ドレンボルトが短いタイプを採用しています。これを後期型のネジ山の長いモノに交換すれば、舐めていない置く部分のネジ山を使うことができます。

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それでもダメな場合は、タップボルトという便利なボルトがあります。これを使えば舐めたネジ山でもちゃんとトルクが掛かるようになる。

ネジを締めながらネジ山を形成するボルトです。

 

サンツール(SUN TOOL) ST-691 タップボルト 12P1.25X2 ST-691

サンツール(SUN TOOL) ST-691 タップボルト 12P1.25X2 ST-691

 

 

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僕も実際にタップボルトを試したことがありますがちゃんとグリップするのでおすすめできます。

しかし世の中どうやら第三段階に入ったらしい。どうしたのかというと、タップボルトを使っていてもさらにネジ山を舐めてしまう場合。オイル交換の数をこなしていけば、オーバートルクで締められてまた舐める。

要するに交換をする人の技術次第なんでしょうけど、オイル交換って決まったお店以外でもやります。そちらで舐められたらどうしようもできません。

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最終的にはオイルパンを交換しないといけないことになります。ですが、その前にうちの会社ではリコイルを使って修正します。これでダメなら、さらにオーバーサイズのリコイルをするかとか、オイルパンを交換かなとなっちゃいます。

根本的に、どれだけネジ山を修正しても作業する人が舐めちゃったらどうしようもない。

どうするべきか?

オイルドレンコックを装着する

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オイルドレンコックというアフターパーツがあります。これは、ドレンボルトの代わりに装着することで、ネジを外さないでオイル交換ができます。

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この弁を開ければオイルが排出されるわけです。オイルの量が多いトラックドライバーさんが、自前のトラックに取り付けることが多いです。

これ、乗用車や軽自動車にも使えるサイズがあるのです。

オイルドレンコックをつければ、ネジ山のを防げます。

オイルを上抜きする

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続いてオススメなのが、そもそも上抜きでオイル交換をするという方法。ドレンボルトを外さなければ舐めることはない。

この2つはどちらかというとDIY派におすすめですね。

僕も悪名高いKFエンジンオーナーになったので、今のところはネジ山は舐めていないので、マグネットドレンボルトを装着したらしばらくは上抜きをしようかなと思っています。

上抜きの方が量を抜ければ下抜きにこだわる必要がありません。今度試してまたお伝えします。